Thursday, December 30, 2021

帯状疱疹(Shingles)のワクチン接種

今日(12月30日)、ブースターを接種したあのSAFEWAYでアポなしで帯状疱疹を予防するワクチンを摂取しました。


帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウィルスです。帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。主に子どもの頃に、このウイルスにはじめて感染すると、水ぼうそうを発症します。そして、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、加齢やストレスで免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖しはじめます。そして、ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹が出る帯状疱疹を発症します。 


2019年に亡くなった父は80歳の頃、帯状疱疹にかかりました。母も70代でかかりましたが軽症でした。私の周りには帯状疱疹にかかった多くの先輩方がいます。帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴ってさらに増加するそうです。また、帯状疱疹後神経痛(PHN)への移行リスクも加齢とともに高くなるといわれています。


ワクチン接種により、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めて、帯状疱疹の発症を予防することができるそうです。また帯状疱疹を発症したとしても軽症ですみ、帯状疱疹後神経痛(PHN)などの後遺症の予防にもつながるとのデータもありそうです。


私は、このPHNの後遺症の予防を考えて、今日接種しました。私の保険ではカバーされないので174ドルを自腹で払いました。あと1回接種する必要があります。

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