Tuesday, February 8, 2022

FAFSAとCSS Profile(その2:CSS Profile)

次に、「CSS Profile」について説明します。

「CSS Profile」は、正確lには、「CSS/Financial Aid PROFILE」と呼ばれ、第三者機関である「College Board」 が提供する財政支援の申請システムです。「College Board」 は、6000の大学やその他の学校が加盟する非営利のメンバーシップ団体です。


「College Board」という名前をどこかで聞いたことがあると思ったら、そうなんです、「SAT」や「APテスト」なども「College Board」が提供しているんですね。


おおよそ400校の大学(ほとんどが私立大学)が、「FAFSA」の申請に加えて、この「CSS/Financial Aid PROFILE 」の申請を必要としているようです。


「CSS Profile」は、財政的ニーズの全体像を提供するため、連邦政府以外の財政援助(制度的助成金など)をそれに応じて授与することができるそうで、約400の大学で使用されているシステムです。


「CSS Profile」のアプリケーションは、「FAFSA」のアプリケーションよりも記入する内容が詳細で多いです。収入と貯蓄に関してはFAFSAと重複していますが、学生(および学生が扶養家族の場合はその家族)は、個人識別情報、雇用主と個人事業の両方からの収入情報、持ち家など不動産情報、銀行口座からの非退職貯蓄、およびその他の投資を提出する必要があります。収入と貯蓄のデータポイントに基づく「FAFSA」とは異なり、「CSS Profile」では、確定申告に記載されているとは限らない現在および将来の経費も考慮されます。


    「FAFSA」はそもそも連邦政府の財政支援の配分を目的としているのに対し、「CSS/Financial Aid PROFILE」は、それぞれの大学が持っている財政支援の配分のために使われます。「FAFSA」と同様、「CSS/Financial Aid PROFILE」もEFCを計算し、それぞれの学生の「財政的ニーズ」を割り出します。


    「FAFSA」の申請は無料ですが、「CSS/Financial Aid PROFILE」は有料で、今年は25ドル支払いました。それぞれの大学で締め切りが大きく異なることもあるので、必ず各大学のホームページで確認することが必要です。

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