アメリカ国務省が主管する「移民多様化ビザ抽選プログラム(Diversity Immigrant Visa Program)(俗称「DV抽選永住権プログラム」)を通じてアメリカの永住権を取得した妻は、2021年9月28日に駐日アメリカ大使館で移民ビザを取得後、2021年11月23日に米国ハワイ州ホノルルに永住者として入国しました。実物のグリーンカードがなくとも、妻はこの移民ビザでアメリカで働けます。実物の「グリーンカード」は、アメリカに永住者として入国後、3ヶ月から6ヶ月以内にアメリカ移民局より郵送されるそうですが、実際には1ヶ月程度で郵送されることが多いと聞きます。
妻がアメリカに永住者として入国してから1ヶ月半がたった2022年1月7日、アメリカ移民局から妻に対し、「移民ビザの費用220ドルを払っていないので早急に支払うように。右支払いがない限り、妻の「グリーンカード」は発行しない。」との連絡が来ました。
妻は、東京にいた2021年9月29日にアメリカ移民局に移民ビザの費用220ドルを支払っており、領収書も持っています。それなのにこのような督促がきて、我々は困惑しました。
いろいろと調べた結果、アメリカ移民局の「2021年9月27日付の移民費用支払い請求書類」と「2022年1月7日付の移民費用支払い催促書類」に掲載された以下の番号が、それぞれ異なっていました。
●外国人登録番号(Alien Registration number)
●DOSケースID番号
●IOE受領番号
2021年9月27日付アメリカ移民局書簡
*アメリカ国務省から移民ビザを取得した者は、アメリカ移民局(USCIS)に220ドル支払う必要がある旨記載されている。
2022年1月7日付アメリカ移民局書簡
*アメリカ移民局は、妻が移民ビザ費用220ドルを支払わない限り、妻のグリーンカードを発行できない旨が記載されている。
更に調査すると、妻のパスポートにあるアメリカの移民ビザに、外国人登録番号が記載されていました。その番号は、2022年1月7日付の移民費用支払催促書類に掲載された外国人登録番号と同じでした。
これを合理的に解釈すれば、妻が2021年9月29日に支払った移民費用(220ドル)は、自身の外国人登録番号に対してではなく、他人の番号に対して支払われたということです。
非常に面倒くさいことになりました。
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