Time flies.
最後にブログを書いてからはや10ヶ月。時が経つのは非常に早いです。昨年(2020年)7月にワシントンDCに引っ越してちょうど1年が経ちました。その間、いろんなことがありました。
長女は、米国の大学1年を無事終えました。コロナ禍ではありましたが、全学生数が5000人程度しかいないこともあり、そして、大学の資金が潤沢にあるため、コロナ感染症対策は万全で(全学生がコロナ検査を毎週週3、4回受けた)、当初は地域は反対しましたが、キャンパスを閉鎖することはありませんでした。ほとんどの学生は、寮や一軒家のシェアハウスに住みながら、2020年の秋学期は9割がバーチャル授業、1割がin-person授業、2021年の春学期は、7割がバーチャル授業、3割がin-person授業でした。長女にとっては、バーチャル授業がほとんどでしたが、寮生活を満喫し、同じフロアの女子たちと仲良くなり、キャンパス・ライフを大いにエンジョイしたようです。長女は、4月には2回のワクチン(フィアイザー)を接種(私より1ヶ月も先に接種)。
全米の多くの大学は、2020年9月から2021年5月までの1年間は、キャンパスも寮も完全に閉鎖されたようです。UCLAに通っている知り合いのお子さんは、寮を追い出されたため、帰国して日本からバーチャル授業を受けました。ジョージタウン大学に通っているお子さんは、キャンパスの近くにアパートを借りてバーチャル授業を受けた1年間だったようです。そのため、せっかく米国の優秀な大学に入ったのに、あまり友達も作れず、悶々とした一年を過ごした学生は多かったと聞きます。彼らに比べれば、長女は本当に恵まれていたと感謝しています。
長女は、大学内では、国際社会で女性の政治指導者を輩出することを目的としたクラブに入り、キャロライン・ケネディ元駐日米国大使に手紙を書いて、ゲストに呼ぶなど、活躍したようです。
子供が将来やりたいことは日々変化します。親の言うことなど聞かないのが子供です。長女は同じ寮生や新しくできた学友から刺激を受けているようで、今はアメリカの政治や国際政治に関心を持っています。大学の友達と一緒に、2020年11月の米連邦上院議会選挙において、メイン州の民主党候補の選挙対策本部に加わり、選挙運動を支援しました。応援した候補は、現職の議員に負けましたが、この経験は非常に貴重であったようです。将来、米国の政治の分野で働くかもしれません。
本年5月に大学一年を無事に終え、夏の期間、私と一緒に住んでいますが、ワシントンDCのある大学院で学長の下でインターンをしています。リサーチがメインですが、結構楽しんでいます。
大学2年生は、いよいよ全てin-person授業となり、本格的な大学生活を過ごすことになります。大学生活において、長女が学友や教授などから素晴らしい影響を受けることを親として念じて止みません。