Sunday, September 6, 2020

次女、ボーディング・スクール到着

次女は、無事、ボーディング・スクールがある空港に到着。乗継ぎ空港では必ず連絡をくれました。デルタの職員もきちんと付き添ってくれたようです。2回の乗継ぎ空港でも目的地の空港でも、到着すると、デルタ職員が最初に次女を引き取るので、次女は飛行機の扉が開いたら直ぐに降機できたようです。

最初の空港を出発する際に、リストバンドが提供され、乗継ぎ空港では、搭乗の際にリストバンドについているコードを読み取っていたとのこと。

デルタ航空の「unaccompanied minor program」では、目的地の空港での出迎者を登録する必要があり、出迎者がいない限り、そもそもこのプログラムに登録することはできません。延べ15年も米国に住んでいますと、主要都市には誰かしたら知り合いがいるもので、今回も29年前に米国のある都市で一緒に働いたことがある旧友に次女の空港出迎え・引き取りをお願いしました。ありがたくも旧友は快く引き受けてくれて、次女を空港で出迎え、ホテルまで自家用車で送ってくれました。

ボーディング・スクールの要請で、出発地で搭乗する72時間以内にPCR検査を受ける必要があり、右検査が陰性である必要があります。搭乗するまでに結果は分からなくてもよく、目的地に到着後、ホテルで5日間自主隔離をして、再度PCR検査を受けるので、2回目のPCR検査を受けるまでに、陰性がわかれば良いということでした。

出発地、つまり我々の自宅がある地域で、PCR検査の結果が最も早くわかる施設は、メリーランド州ロックビル市にあるPM Pediatricという小児専門のクリニックでした。次女は出発するちょど3日前にPCR検査をしましたが、出発して最初の乗継ぎ空港に着くまでに、陰性の結果が判明しました。陰性だと思っていましたが、正式に陰性結果を知ると、家族全員が安堵しました。

次女が滞在したホテルは、次女が通うことになるボーディング・スクールの生徒が多く滞在していたようです。学校の関係者が出迎えてくれて、チェックイン支援をしてくれました。次女のホテルの部屋は、幸いコネクティングルームで、お隣さんは、カリフォルニア州から来た同じG10の学生でした。5日間の自主隔離中には、コネクティングルームのドアを開けて、social distanceを保ちながら一緒にNetflixで映画を見たそうです。

ホテルで一番苦労してしたのは、食事です。ホテルはルームサービスをしないので、UberEatsやその他の関連サービスを使って1日3食、配達してもらう必要があります。次女が出発する前に私のバンク・オブ・アメリカの口座に次女の口座を作り、次女のiPhoneのWalletにデビットカード情報を登録しました。これでiPhoneで何でも買い物ができるわけです。口座には次女の祖母からもらった結構な額のお小遣いが入っているので、1年間はしのげるでしょう。

次女は、ホテルに入って5日後に再度PCR検査を受け、無事、陰性でした。この時点でようやくキャンパス内の寮に入れることになりました。

寮は、2年前にできたばかりの5階建てで、共有スペースなどの設備は本当に充実しています。次女の部屋自体はそれほど広くはありませんが、コロナのために入寮者が少なく、ルームメートはいないそうです。

外国人留学生は、特に中国人学生が少なからずいたそうですが、秋セメスターでは誰もいなくなったそうです。これは、現在、中国から米国には直接入国できないことが主な原因のようです。中国からは、例えば日本など第3国で2週間以上過ごさないと、米国に入国できません。日本で2週間ホテルで過ごし、その後米国に入ってホテルで5日間過ごし、PCR検査を受けて陰性なら入寮できるという長いプロセスとなります。問題は、日本で2週間滞在している間は自主隔離なので外に出ることはできないし、日本を出発する72時間前に受ける必要のあるPCR検査も、そもそも予約が取れないそうなので、中国人学生は、秋セメスターの入寮は諦め、オンライン授業のオプションを取るか、転校を余儀なくされているそうです。

次女に話は戻りますが、寮から見える市内の景色があまりにも綺麗なため、キャンパスを出られないことにフラストレーションを感じているようです。しかし、ベセスダの自宅に戻っても、授業中はオンラインで自室に篭り、ジョギングや買い物などのために外には出られますが、同級生とin-personで直接話をすることはできないため、寮と自宅を比較すれば、親の目からすると、寮の方が健康的な環境ではないかと思うのですが、こればかりは本人がいかに感じるかなので何とも言えません。

寮の部屋にはルームメートがいないので少し寂しいかもしれませんが、同じ階や異なる階には寮生がいますし、食事はカフェテリアで一緒に取りますし、何しろ、広大なキャンパスにあるフィールド・トラックやジムなどを自由に使えます。学校側も、寮生の精神衛生を考えて、週に何度か、キャンパス内ですが、寮の外でバーベキューなど様々なイベントを企画しているようです。

今後、次女の学校の州・郡のコロナの状況が良くなることを祈るばかりです。






Saturday, September 5, 2020

次女はボーディングスクールへ出発

 次女はとある州のボーディングスクールに行くことにしました。G10から編入ということになります。このボーディングスクールは、全米トップ5には入っていませんが、全米トップ25くらいの学校です。1950年代途中まであったボーディングを止め、長年、いわゆる普通の「通い」のプライベートの高校だったようですが、昨年からボーディングを久方ぶりに復活させました。

気候も施設も素晴らしく、次女も納得して8月上旬に1人で出発しました。飛行機は対コロナの厳しい安全対策を遵守しているデルタ航空にこだわったため、2回乗り継ぎをする必要がありました。デルタ航空には「unaccompanied minor program」というプログラムがあり、150ドル支払えば、乗継ぎする空港でデルタの職員が乗継ぎをアテンドしてくれます。次の便に搭乗するまで傍にいてくれるので安心です。次女は15歳ということもあり、フライトは全てファーストクラスにしました。

次女のボーディングスクールはコロナ禍のため、通いの学生は100%オンライン学習です。キャンパスに来ることは認められていません。次女などの寮生も100%オンラインですが、寮は広いですし、キャンパスを自由に使うことができます。次女は毎日キャンパスでジョギングをしたり、屋外の寮生のイベントに参加したりしているようで、精神的には良いと思います。ただし、寮生は、逆に、キャンパスの外に出ることはできません。まあ、その分、キャンパス内で完全隔離されているということで、100名もいない寮生たちは安心して広大なキャンパスを占有しているわけです。

長女のことは次回に書きますが、長女も大学の寮に入ったので、家はとても寂しい空間となっています。



Sunday, July 5, 2020

次女のボーディングスクール

次女は、全米でトップ10と言われる「テン・スクール」のうち4校を受験。1月15日までがアプリケーションの締め切りで、3月上旬に結果発表。次女は、3校はWaitlistに入りました。いわゆる補欠です。最後の1校は残念ながら合格できませんでした。次女はG10からの転校ですので、そもそも採用数が少ないため競争が相当激しかったようです。
次女は、Waitlistに待っている間、追加の推薦状をもらって提出したり、追加のエッセイを書いたり最新の学校の成績表を提出したりしていました。

その後、合格通知が来ないので、だんだん焦るようになり、他のボーディングスクールも探しました。4月に入ってもアプリケーションを受け付けているボーディングスクールはほとんどなかったのですが、全米でトップ25に入るボーディングスクールのうち一校だけ受け付けており、急遽受験。無事合格しました。授業料と寮費合わせて6万ドルを超えますが、なんと奨学金を4万ドルもいただくことができました。残り2万ドルちょっとが自腹となります。

Waitlistに入っている3校の最終結果はまだですが、もうそろそろ通う学校を決めなければなりません。最後に受験したボーディングスクールは、気候もよく、施設も素晴らしく、調べれば調べるほど素晴らしい学校のように思えてきました。でも最後は次女次第ですので、Waitlistの最終結果を待つのみです。いずれにせよ、少なくとも通えるボーディングスクールが一つ決まっていることは、少し安心です。

Saturday, July 4, 2020

コロナ禍の顛末

大学進学が無事決まり、最後の高校生活を楽しもうとしていた長女は、COVID-19の流行により、卒業までの予定が全く変わりました。NY州は、3月1日に最初の感染者が出て以来、7月4日時点で感染者は39万6598名、死者は2万4896名とありました。クオモ州知事の強い指導力による強力な措置により、日々の感染者も死者もようやく収束し、今では他の州の方が感染が爆発しています。

長女の高校のプロムは中止、卒業式は7月下旬に延期されました。
その代わりに、6月のある日、ライにあるPlayland Parkという有名な遊園地の駐車場に卒業生と家族が車で集合し、何組かに分かれて、パトカーの先導で、ライの街の中を車でパレードしました。街中の住民が子供から大人まで、プラカードを掲げて拍手をしたり、笛を吹いたり、声をかけてくれて、卒業生を祝福してくれました。4年間ライに住んで、初めてコミュニティのあたたかさを実感しました。

6月下旬、長女は、入学する大学から3つのオプションを提示されました。
①オプション1:キャンパスに住みながら、一部は授業を直接を受け、一部はオンラインのハイブリッド型の学生生活を送る。
②オプション2:すべての授業をオンラインで受ける。どこに住んでいても良い。
③オプション3:今年の入学の権利を保持したまま、今年は入学せず、来年9月に入学する。
長女はオプション1を選択しました。

大学の授業料は6万ドルちょっと。寮費は1万5千ドルちょっとかかります。それに保険料4000ドル弱、寮の食費3000ドルちょっと。出費は8万ドルを優に超えます。
大学から返金しなくても良い奨学金は1万5400ドル貰えました。ライ警察から500ドルの奨学金ももらいました。
ローンは1万1500ドル程度借りられることになりました。
そのため毎年現金では5万ドルちょっと用意しなければなりません。
かなりきついですが、教育はお金には変えられないのでしょうがないと思っています。
その分、長女が大学でしっかり勉強して、人生の基礎を築いて欲しいと願うばかりです。

Thursday, February 6, 2020

急転直下! 長女の大学進学決まる!

長女は、19校の大学にアプリケーションを出しました。滑り止めの大学3校には既に合格通知がきました。2校の大学から合否の判断を3月に延期され、うち1校は更なるエッセイを求められたので書いて送付しました。いずれにせよ、残り全ての大学の合否の結果は3月に通知されるはずでした。


長女は、実は、昨年12月、ある大学に「Early Decision II」というカテゴリーでアプリケーションを出していました。この大学は、東海岸にある比較的小規模の歴史のある私立大学で、国際関係の分野で名が知れており、合格率は15%前後の超難関校です。「Early Decision」というからには合格した場合、必ず入学する義務があります。


今晩(2月5日)、なんと、その大学から合格通知が来ました!


「Early Decision 」枠での受験ですから、当然、来年9月からこの大学に通うことになります。

そう、つまり長女は残り14校の合否が分からないまま、来年から4年間通う大学が決まったのです。なんだかあっという間の出来事で、親としては狐に包まれた気分です。


通常の「Early Decision」枠の大学のアプリケーション送付期限は11月1日で、合格発表は12月中旬にあります。今回、長女がアプリケーションを送付したのは「Early Decision II」という枠であり、送付期限は12月下旬でした。「Early Decision II」枠を持っている大学は少なく合格率も低いのですが、長女が本当に行きたい大学であったため、この大学を2度も訪問し、12月にこの枠でアプリケーションを送付しました。


長女のプライベートの受験カウンセラーからは、「この大学の「Early Decision II」枠の合格率はかなり低いので、合格はちょっと難しいのでは?」という評価するもらっていました。なぜ「Early Decision II」枠では合格率が低いかと言うと、11月1日がアプリケーション送付期限であった「Early Decision I 」枠の合格者が既に決まった後でのアプリケーションの送付(受験)であるからです。この大学の学部生は約5000人しかいない小規模の総合大学のため、新入生は1300人程度しか取りません。1300人の新入生の枠の中で、「Early Decision I」, /「Early Decision II」/「Regular」の受験者がいますが、長女が使った「Early Decision II」枠の合格者が最も少ないそうです。「Regular」枠でさえ合格率は15%しかないのですが、「Early Decision II」枠の合格率は10%以下なのだそうです。


ともあれ、長女は自分の行きたかった大学に合格したわけですから、今晩、本人も家族も大喜びです。アメリカの大学の長い受験プロセスが、突然終わったので、なんだか拍子抜けするような感じです。


明日、長女は、高校のカウンセラーに報告し、既にアプリケーションを送付した残りの14校の受験取りやめの手続きを行うことになります。


今後は、奨学金獲得のプロセスに入りますが、とにかく、めでたしめでたし。

Sunday, January 19, 2020

アメリカの大学の追加エッセイの質問

長女はアメリカの19の大学にアプリケーションを提出しました。
アプリケーションには、Common Appを通して提出するのですが、全ての大学に共通のエッセイを提出します。共通のエッセイについては、長女は以下の課題を選びました。

我々が直面する困難から学ぶ教訓は、後に成功への基礎となり得る。あなたが過去に経験した困難、挫折、失敗を振り返り、それらがあなたは如何なる影響を与えたか、そして、その経験から何を学んだか?

この問いは、就職面接でもよく聞く問いですね。長女は過去3ヶ国4都市で生活したことに関連づけてエッセイを書いたようです。

この共通のエッセイに加えて、追加エッセイを求めた大学は 19校中14校でした。
これらの大学は、どのようなエッセイを求めているのでしょうか。

最も多い課題は、「なぜこの大学に入りたいか」という質問です。
如何にこの大学が素晴らしいかというよりも、受験者のこれまでのバックグラウンド、大学で学びたいコースや教授、その理由について書くことが必要でしょう。受験者の学びたい関心とバックグラウンドが結びつくことが重要です。

追加エッセイのその他の課題は以下のとおりです。
●この大学の学生になった場合(合格した場合)、何に最も期待するか。
●あなたが喜びや好奇心をおぼえる知的追求は何か。その理由。
●あなたは如何にこの大学のコミュニティに貢献するのか。
●あなたがhomeと呼ぶ場所又はコミュニティについて説明せよ。それがあなたの見方を如何に形成したか。
●大学で学びたい分野について説明せよ。その理由。
●あなたにとり重要である問題について他人と交わした対話について説明せよ。その対話は、対話を交わした人との関係について新たな変化や見方を生み出したか。関係が深まったか。
●あなたが際限なく議論できる話題は何か。その理由は。
●大学で行いたい課外活動とその理由。
●あなたが所属するコミュニティを一つ選び、そのコミュニティとあなたとの関係について説明せよ。
●あなたが住む場所について変えたいと思うことは何か。
●アプリケーション上ではわからないあなたのことで、大学に知らせたいことは何か。
●芸術、音楽、科学、数学、文学の分野で如何なる作品があなたを感動させたか。それはどのように感動させたのか。
●あなたが特別授業をするとしたら、如何なる授業をしたいか。その理由。
●あなたのユニークなところを説明せよ。我々を感動させてもよいし、笑わせてもよい。

以上です。
こう見ると、追加的なエッセイの課題は多岐にわたり、長女は本当に大変だったと思います。




































Sunday, January 12, 2020

アメリカの大学受験:Common App

長女はアメリカの19校の大学を受験中。
受験と言っても、特定のサイトを通して、成績やACTのスコア等必要情報を入力したり、エッセイを書いて、アプリケーションを提出するだけです。

ほとんどの大学が、「common app」(commonapp.org)というサイトを通じてアプリケーションを提出します。

そのサイトでは、以下の入力項目があります。
⚪️Profile
Personal Information: 名前、性別、誕生日

⚪️Contact Details
Email, Phone
Permanent Address

⚪️Demographics
Military Status: 軍隊の経験があるかどうか。
Hispanic or Latino:長女はNoです。
Race: Asian (Japan)

⚪️Language
English: First Language, Speak, Read, Write, Spoken at Home
Japanese: First Language, Speak, Read Write, Spoken at Home

⚪️Geography & Citizenship
Citizenship Status: U.S. Dual Citizen
Birth Place: Los Angeles, California, United States of America
Other Citizenships: Japan

⚪️CA Fee Waiver
Fee Waiver Requested: No

⚪️Family
Household
Parents:Married
Home: Both Parents(両親と住んでいるかを書きます)

Parent 1 (父親の情報を入れます。)
Name:
Birthplace: Japan
Email, Phone:
Address:the same as my home address
Occupation:
Education

Parent 2 (母親の情報を入れます。項目は父親のものと一緒です。)

Siblings
妹の情報(名前、年齢、関係(妹)、学年)を入れます。

⚪️Education
Current or Most Recent Secondary School
Rye High School, Rye, NY, USA, Public, CEEB: 334970
Counselor: 長女の高校のカウンセラーの名前と肩書をかきます。
Email, Phone
Progression: No change in progression
Graduation Date: 05/2020

⚪️Colleges & Universities
School: 長女は2018年11月から2019年2月まで、高校に行きながら、近所のコミュニティ大学に通っていましたので、その大学名を入れます。

⚪️Grades
Rank:
GPA:高校4年第一セメスターまでの平均点を書きます。満点は100です。

⚪️Current or Most Recent Year Courses
シニアイヤーの4つのクォーターの授業をすべて書きます。
例えば、長女の第1クウォーターの授業は以下の通りです。
AP Computer Science
AP Physics 1
AP Calculus AB
AP US Government & Politics
Spanish 4H (Honored)
Band
Intro to Philosophy (Reg)

⚪️Honors
高校や学校外で獲得した賞とその学年などを書きます。以下は、長女が書いた活動の一部です。
- West Chester American Chemical Society Student Award:  recognized for my dedication to chemistry   11 (State/Regional level)
- AP Scholar with Honors: averaged at least 3.25 on all exams taken and 3+ on at least four 11 (National level)
- National Honor Society: selected based on scholarship, leadership 12 (National level)
- Rye High School Student Scholar 11 (School level)
- Tri-M Music Honor Society: recognizes outstanding music students in secondary level school 11 (National level)

⚪️Future Plans
将来の職業を書きます。

⚪️Testing(長女はSATではなくACTを受けましたので、ACTのスコアを書きます。各subjectの最高点はそれぞれ36点です。)
ACT
Composite:
English:
Math:
Reading:
Science:
Writing:
Taken:1
Planned:0
ACT Plus Writing Test:Yes

⚪️SAT Subject Tests(長女はSATのsubject testは化学だけ受けましたのでそのスコアを書きます。)
Chemistry:

⚪️AP Subject Tests(州でやっているAPのテストのスコアを書きます。5点満点です。)
Japanese Language & Culture:
Chemistry:
Computer Science Principles:
United States History:
World History:

⚪️Activities
- Internship
いわゆるインターンです。長女はマンハッタンにあるシンクタンクでインターンをしました。
- Theater/Drama
長女はコミュニティの劇団で4年間、音響の責任者でした。
また、資金集め、予算編成の責任者でもありました。
- Athletics:高校4年間で関わったスポーツを書きます。
長女は学校の体育会系の女子バレーボールチームを4年間続け、最終学年ではキャプテンをしました。
- Community Service (Volunteer)
ボランティア活動です。長女は高校3年間、貧困地域の公立図書館で小学2年生にEnglish、特にreadingや語彙を教えました。
Tutor two 2nd graders in reading through the Homework Helper program. Read out loud and teach new vocab words with drawings.
また、ライ・ネイチャー・センターで、5歳から8歳の子供のサマーキャンプでカウンセラーとして活動しました。
- LGBT
Gender-Sexuality AllianceというLGBTを支援する組織の活動にも関わりました。
- Science/Math
高校2年間、Chemistry Clubの共同会長でした。

⚪️Writing
Personal Essay
全ての大学に提出する共通のエッセイです。テーマは複数ある中あから選びます。長女が選んだテーマは以下の通りです。
The lessons we take from obstacles we encounter can be fundamental to later success. Recount a time when you faced a challenge, setback, or failure. How did it affect you, and what did you learn from the experience?

⚪️Education Progression
Education progression details: No change in progression

⚪️Disciplinary Information
問題を起こして停学等の経験があるかという質問です。
Have you ever been found responsible for a disciplinary violation at any educational institution you have attended from the 9th grad (or the international equivalent) forward, wether related to academic misconduct or behavioral misconduct, that resulted in a disciplinary action?
No

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以上が、common appの共通入力項目です。
これに加えて、大学によっては、追加エッセイを1〜4つくらい求める大学もあります。








Saturday, January 11, 2020

長女のアメリカの大学受験:2校増え計19校受験

先週土曜、ママロネックにあるTrader Joe’s で買い物をしていたら、ちょっとした縁でママロネック高校出身のPhDの学生と話しこむことになりました。

あるお菓子を探していたら、その学生が「何を探しているの?」と親切にも話しかけてくれて、それがきっかけに大学受験について話しました。

お菓子は長女が求めたもので、それがきっかけに大学受験の話になりました。
彼女は25もの大学にアプリケーションを出したそうです。結局ミネソタ州のカールトン大学というリベラルアーツとしては超名門校に行き、その後、ミネソタ大学大学院で生物化学分野の研究でPhDを目指すことに。

彼女の話は非常に参考になったので、早速長女に話しました。その結果、受験する大学を増やすことに。幸い、アプリケーション提出期限が1月15日の大学がまだいくつもあったので、2校増やしました。

州で分けると、以下の通りです。追加エッセイの数を括弧の中に数字で記します。

メイン州:1校
・私立:Colby College(リベラルアーツ)(0)(長女は、追加エッセイがない大学で質の高い大学だったのでアプリケーションを出したようです。)
マサチューセッツ州:4校
・私立:Tufts University (2), Boston University (2), Brandeis University (1), Northeastern University (0)
ロードアイランド州:1校
・私立:Brown University (4)
ニューヨーク州:6校
・州立:SUNY- Binghamton (0), SUNY- Stony Brook (0) (両校とも合格済み)
・私立:Cornell University (1), New York University (1), Fordham University (0)(合格済み), Vassar College (1)(リベラルアーツ)
ワシントンDC:1校
・私立:George Washington University (1)
バージニア州:2校
・州立:University of Virginia (2), The College of William & Mary (1)
ノースキャロライナ州:1校
・州立:University of North Carolina (1)
イリノイ州:1校
・私立:Northwestern University (1)
ミシガン州:1校
・州立:University of Michigan (3)
カリフォルニア州:1校
・私立:University of Southern California (4)

となります。

セイフティの3校(Fordham University, SUNY- Binghamton, SUNY- Stony Brook)は合格していますが、あと15校の結果を待っている状況です。

Friday, December 27, 2019

長女のアメリカの大学受験:あと3校

クリスマスも終わり、今年も残すところあと4日。
長女の長い大学受験プロセスはまだまだ続いています。

長女は、今日の1校分も含め、これまで14の大学にアプリケーションを送付しました。
合格した大学は3校。州立大学のSUNY- Binghamton とSUNY- Stony Brook、私立大学のFordham Universityです。そしてUniversity of Virginiaは合否の判断が2月に延期されました。
残り大学の合否の結果は、1月下旬に分かります。

来年1月1日までにあと2校ほど、アプリケーションを送付する予定です。できれば明日の12月28日(土)中に。

最後の1校は提出期限が1月15日なので、年が明けてアプリケーションを送付する予定。

長女も次女も今週から冬休み。長女は引き続き大学のアプケーションのエッセイ書き。昨日は自分で車を運転して映画を観にいったようです。明日は私とブロードウェイにミュージカルを観に行きます。

次女は、ボーディングスクールのアプリケーション書きに没頭しています。4校受けるので結構な量です。親のエッセイはすでに全て完成しています。

今年は最後まで気が抜けません。年越し蕎麦を食べたくなりました。

Monday, December 23, 2019

長女のアメリカの大学受験:少しずつ結果が。。。

今日は12月23日(月)。クリスマスウィークです。

結局長女はEarly Decisionの大学は不合格。高望みしすぎたのかもしれません。
しかし、合格すると必ず行く義務があるので、後悔したくなかったようです。
長女の友達の中には、長女が合格する可能性のある大学としてレギュラー・プロセスでアプリケーションを提出した大学に、「Early Decision」として申し込みをし、既に合格結果を得た学生が何人かいます。

長女は「Early Action」として2大学にアプリケーションを送付しましたが、そのうちUniversity of Virginiaから、deferの通知が来ました。これは合否の決定を先延ばしにするという意味で、2月までにエッセイをもう一つ提出する必要があります。

長女にはこれまで3校から合格通知がきています。州立大2校(SUNY- Binghamton, SUNY- Stony Brook)と私大1校(Fordham Unviersity)です。

「Early Action」でアプリケーションを出した州立大2
校(University of VirgniaとUniversity of Michigan)と、私立大7校からの合否通知は年明けとなります。

レギュラー・プロセスのアプリケーション送付期限は、ほとんどの大学が来年1月1日です。長女はそれまでにあと3校(すべて私立大)ほどアプリケーションを出す予定です。

更に、締め切りが1月15日の西海岸の私立大であるUniversity of Southern Californiaにもアプリケーションを送付する予定です。

長女は、総計17校の大学を受験することになります。

Saturday, December 14, 2019

アメリカの大学受験:ライ高校生の結果が続々と

一昨日、長女は、もう一つの「Safety」の大学、つまり「滑り止め」の大学から合格の通知が届きました。合格した大学は、ニューヨーク市にある私立大学Fordham University(フォーダム大学)でした。これで、少なくとも行ける大学が2つあるということになります。行きたい大学ではないのですが、少なくともどこかの大学に行けるということですので、親としては少し安心です。

本日、最初に受かった大学から、正式な合格通知が郵送されてきました。滑り止めの大学ですので、額縁に入れることはないですが、きちんと保管しました。

長女の高校は、ニューヨーク州ウェストチェスター郡ライにあるライ高校という公立学校です。ライは、地域としてはハリソン、ポートチェスター、ママロネック、ライブルックに囲まれた緑が多く居住地域はかなり狭く、そしてお金持ちの地域です。高価な一軒家がほとんどでアパートが少ないこともあり、多様性がほとんどありません。高校の白人率は95%以上。長女のバーシティの女子バレーボールチームで有色人種は長女一人のみ。アフリカ系もヒスパニック系も1人もいません。

親はアイビーリーグ出身も多く、お金持ちであることは、彼らの家や通学で乗っている車を見るとすぐわかります。うちの家はベッドルームが5つありますが、おそらく家の大きさは平均か小さい方です。一部の同級生の家はまさにお屋敷で、玄関ホールはうちの家の一階くらいの大きさがあったり、バレーボールコートがあったり、プールがあったりします。

さて、長女の同級生ですが、長女が知る限りでは、アイビーリーグに続々と合格しています。ハーバード大には少なくとも2名。一人は飛び込みの選手でアスリート枠での合格。もう一人は一般枠なのですごいです。幼少期に白血病にかかり、それを乗り越えた経験があり、白血病のリサーチをしたり、夏休みに癌研究の大学病院でインターンをしたり、圧巻は、白血病研究の資金集めのために、自転車でアメリカ大陸を横断をされた女子学生です。

スタンフォード大にはアスリート枠以外ではこれまで2名合格。ダートマス大は1名、コーネル大は4名合格したようです。その他、アイビーリーグではありませんが、MITに1人が合格。以上は、長女の友達の範囲内での数字ですから、高校全体の正確な数字ではなく、もっと多い可能性が高いです。

アメリカの大学受験は、両親親戚が同じ大学の卒業生であれば、いわゆる「レガシー枠」での競争となります。長女の同級生でダートマス大に合格した友人は、曾祖父、祖父、父、叔父らがダートマス大卒で、祖父と父はダートマス大のフットボールの選手だったそうです。

「レガシー枠」だからといって有利かというと、必ずしもそうとは言い切れません。一般枠よりも高校の成績が少し劣っても検討されるという意味では、一般枠受験者よりも恵まれていますが、「レガシー枠」の中での競争も激しいと聞いています。私の知り合いのアメリカ人弁護士はイェール大卒ですが、彼の子供はイェール大は不合格となりました。親が卒業した大学に多額の献金をしていれば、その子供は有利となると聞いています。

長女の同級生で、「アスリート枠」・「レガシー枠」以外でアイビーリーグに合格した学生で共通している点は、4年間の高校のすべての教科の成績がほぼ満点であり、SATやACTの成績もほぼ満点に近いということです。その上でスポーツや文化活動は最低条件で、アプリを開発したとか、会社を作ったとか、アフリカに行って難民支援をしたとか、医学論文を発表したとか、州議会議員のスタッフとして法案作成に携わったとか、親の私でも圧倒されるほどの活動をした学生たちです。

長女は、高校4年間、出来る限りのことはやったと思います。今日も3つの大学の追加エッセイを書き終えたようですので、明日でもアプリケーションを送付する予定です。幸運を祈るのみです。







Wednesday, December 11, 2019

アメリカの大学受験:「Early Decision」の結果が続々と

今日は2019年12月11日。
長女はこれまで、アメリカの大学の「Early Decision」として1校、「Early Action」として2校(University of Virginia とUniversity of Michigan)に加え、早くアプリケーションを提出すれば早く結果が分かる大学6校にアプリケーションを送付しています。最初の3校は当然追加エッセイが必要ですが、残りの6校のうち追加エッセイが必要な大学は1校、残り5校はエッセイが不要な大学です。

12月15日(日)に「Early Decision」を含むいくつかの大学の合否が分かると思っていましたが、本日、つまり12月11日、これまでアプリケーションを提出した9大学のうち、1校から合格通知が来ました。その大学は、SUNY- Binghamton(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)でした。合格は、共通のアプリケーションを送付するサイトで分かりました。合格したSUNY- Binghamtonは、「セイフティ」の大学で、いわゆる「滑り止め」的大学です。そうであっても、長女も親も、合格通知は嬉しいものです。

そうこうしているうちに、現在も東京のアメリカンスクールに通っている長女の友達から、「Early Decision」としてアプリケーションを送付した大学からの合格通知がきたとの連絡がありました。Boston University、Northeastern Universityなどが発表したようです。

長女の「Early Decision」の大学はまだ合否を発表していません。12月15日はどうやら「めど」のようです。明日以降、いつでも発表される可能性があるということで、明日から家族全員がドキドキです。

「Early Decicion」の大学に合格しなければ、大学受験プロセスは続きます。「Early Action」の大学やその他の大学からの合否の内容を見極めつつ、ほとんどの大学は、通常のアプリケーション提出期限が来年の1月1日ですので、12月中に長女が受験したいすべての大学にアプリケーションを送付することになります。

親としては、ただ祈るのみ。どうなることやら。

Sunday, December 1, 2019

次女のG9のクラスと学校の生活スタイル

次女は今14歳で今月15歳を迎えます。日本では中学3年生。こちらでは4年間ある高校の1年生(G9)です。

来年、ボーディングスクールに通うことを希望しており、共通のアプリケーションを送付し、各高校での面接も終え、あとはSSATの成績を上げることとファイナンシャル・エイドを申し込むだけです。

今通っている高校は、公立のライ高校。どんなクラスを受けているかについて説明します。

米国の高校には、日本の「3年B組」のように1年を通して同じクラスルームで授業を受けるのではなく、各生徒は、自分の時間割を持っており、授業により部屋が異なるので、授業毎に移動することになります。したがって、次女は1日8つ科目の授業を受けていますので、「クラスメート」という意味は、8つの授業のクラスメートということになります。

次女は、1)Living Environment H (Honors), 2) PE, 3) French 2H, 4) Composition, 5) Algebra 2H, 6) Band, 7) Global History 9H, 8) English 9H という授業を受けています。ランチはFrenchの授業の後なので午前10時半頃とることになり、相当早いランチとなります。

Living Environmentの成績の付け方は、日ごろのテストが最も重要で、次に宿題、Project Labという順番です。6月にはRegent Examがあります。その他に四半期ごとの試験もあります。
Frenchの授業の成績の付け方はもっとはっきりしています。Projectが40%。クイズが30%、授業の議論への参加が20%、宿題が10%という比重を示しています。
Algebra 2HのLuftman先生は、元ロッキードマーティン社でミサイルの発射実験をしていたそうです。その後NY市の公立高校で教え、ライ高校に来た方です。この先生は、復習の重要性、テストで間違えた問題を繰り返し解くことの重要性を強調していました。

すべてのクラスの先生が述べていたことは、「Google Classroomに全てが載っている」というものでした。宿題、読みべき本、これまでの授業、次の授業の内容等すべてがGoogle Classroomで知らされます。宿題もGoogle Documentで提出します。この点は、日本との大きな違いだと思います。ライ高校ではすべての生徒がPCを持ち、PC上で宿題をすることが求められています。

実は、Google Documentでの宿題の提出はライ中学の時から求められていました。次女にiPadを買い与え対応してもっていましたが、さすがに高校生になったので、MacBook Airを買ってあげました。

アメリカの高校はお金がかかります。ライ高校では、MacBook Airに加え、iPhone, iPod, AirPodsは当たり前。長女には誕生日にApple Watchをプレゼントし、16歳から車を運転するようになりました。

長女は車で通学していませんが、結構な数の生徒が車通学しています。毎朝娘たちを学校に送っていますが、学校近くで渋滞が発生します。ライ高校にはスクールバスはないので、うちのように親が送り迎えするケースと高校生自らが運転して通学しているケースがあります。ライ高校生の車の流行りは、ジープです。Jeep Wranglerの新車は4万ドル以上しますが、中古ですと2、3万ドルで買えます。それでも十代の子に買い与えるものにしては、かなり高価なものです。
ライは金持ちが多いですが、流石にライ高校の駐車場にテスラや1000万円以上するベンツは見かけません。