来年、ボーディングスクールに通うことを希望しており、共通のアプリケーションを送付し、各高校での面接も終え、あとはSSATの成績を上げることとファイナンシャル・エイドを申し込むだけです。
今通っている高校は、公立のライ高校。どんなクラスを受けているかについて説明します。
米国の高校には、日本の「3年B組」のように1年を通して同じクラスルームで授業を受けるのではなく、各生徒は、自分の時間割を持っており、授業により部屋が異なるので、授業毎に移動することになります。したがって、次女は1日8つ科目の授業を受けていますので、「クラスメート」という意味は、8つの授業のクラスメートということになります。
次女は、1)Living Environment H (Honors), 2) PE, 3) French 2H, 4) Composition, 5) Algebra 2H, 6) Band, 7) Global History 9H, 8) English 9H という授業を受けています。ランチはFrenchの授業の後なので午前10時半頃とることになり、相当早いランチとなります。
Living Environmentの成績の付け方は、日ごろのテストが最も重要で、次に宿題、Project Labという順番です。6月にはRegent Examがあります。その他に四半期ごとの試験もあります。
Frenchの授業の成績の付け方はもっとはっきりしています。Projectが40%。クイズが30%、授業の議論への参加が20%、宿題が10%という比重を示しています。
Algebra 2HのLuftman先生は、元ロッキードマーティン社でミサイルの発射実験をしていたそうです。その後NY市の公立高校で教え、ライ高校に来た方です。この先生は、復習の重要性、テストで間違えた問題を繰り返し解くことの重要性を強調していました。
すべてのクラスの先生が述べていたことは、「Google Classroomに全てが載っている」というものでした。宿題、読みべき本、これまでの授業、次の授業の内容等すべてがGoogle Classroomで知らされます。宿題もGoogle Documentで提出します。この点は、日本との大きな違いだと思います。ライ高校ではすべての生徒がPCを持ち、PC上で宿題をすることが求められています。
実は、Google Documentでの宿題の提出はライ中学の時から求められていました。次女にiPadを買い与え対応してもっていましたが、さすがに高校生になったので、MacBook Airを買ってあげました。
アメリカの高校はお金がかかります。ライ高校では、MacBook Airに加え、iPhone, iPod, AirPodsは当たり前。長女には誕生日にApple Watchをプレゼントし、16歳から車を運転するようになりました。
長女は車で通学していませんが、結構な数の生徒が車通学しています。毎朝娘たちを学校に送っていますが、学校近くで渋滞が発生します。ライ高校にはスクールバスはないので、うちのように親が送り迎えするケースと高校生自らが運転して通学しているケースがあります。ライ高校生の車の流行りは、ジープです。Jeep Wranglerの新車は4万ドル以上しますが、中古ですと2、3万ドルで買えます。それでも十代の子に買い与えるものにしては、かなり高価なものです。
ライは金持ちが多いですが、流石にライ高校の駐車場にテスラや1000万円以上するベンツは見かけません。
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