アメリカの大学に夢見る日本人は多いと聞きます。
日本には、アメリカの大学留学関連のサイトがゴマンとあります。いろんなサイトを見てみると、アメリカの私立の大学の授業料が現実よりも低く説明されています。それはなぜかは分かりません。
したがって、今回は、長女が通っているタフツ大学でかかった経費を記載します。もちろん、大学からの奨学金やアメリカ連邦政府からのローンなどについてはあえて書きませんので、これらの経費が親の実際の負担と同じではなないことをあらかじめ言っておきます。
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⭕️アメリカの大学の必要経費:タフツ大学の場合
⭐️2020−21年(大学1年生)
総計:8万2357ドル
(内訳)
授業料(Tuition):5万9560ドル
寮費(Room Charge):7016ドル
寮活動費(Room Commitment Charge):1500ドル
寮の学食費(Dining):7114ドル
健康保険代(Medical Insurance Charge):3465ドル
大学のヘルスサービス費(Mandatory Health Service Fee):906ドル
活動費(Activity Fee):396ドル
お小遣い:月200ドル→年2400ドル
⭐️2021−22年(大学2年)
総計:8万3755ドル
(内訳)
授業料(Tuition):6万1646ドル
寮費(Room Charge):7332ドル
寮活動費(Room Commitment Charge):1500ドル
寮の学食費(Dining):5768ドル
健康保険代(Medical Insurance Charge):3755ドル
大学のヘルスサービス費(Mandatory Health & Wellness Fee):958ドル
活動費(Activity Fee):396ドル
お小遣い:月200ドル→年2400ドル
⭐️2022−23年(大学3年)
総計:8万5066ドル
授業料(Tuition):6万3804ドル
健康保険代(Medical Insurance Charge):4044ドル
大学のヘルスサービス費(Mandatory Health & Wellness Fee):1022ドル
活動費(Activity Fee):396ドル
計6万9266ドル
家賃:月975ドル→ 年1万1700ドル
食費:年1200ドル
光熱費:年間500ドル程度
お小遣い:月200ドル→年2400ドル
計1万5800ドル
⭐️2023−24(大学4年)
総計:8万8624ドル
授業料(Tuition):6万6358ドル
健康保険代(Medical Insurance Charge):4080ドル
大学のヘルスサービス費(Mandatory Health & Wellness Fee):1090ドル
活動費(Activity Fee):396ドル
計7万1924ドル
家賃:月1050ドル→年1万2600ドル
食事代:年間1200ドル程度
光熱費:年間500ドル程度
お小遣い:月200ドル→年2400ドル
計1万6700ドル
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どうでしょうか。
授業料(tuition)自体は、2020年の大学1年時は6万ドルを切っていましたが(6万9560ドル)、翌年から6万ドルを超え、最終学年となる2023年の大学4年時では、6万6358ドルでした。
大学で必要な経費は授業料だけではありません。寮に住めば寮費と寮の食費、寮に住まなくてもアパート代と食費がかかります。大学の健康保険代は必要で、大学1年時は3755ドルでしたが、大学4年時では4080ドルにもなっています。
お小遣いは、月に200ドル送っていましたが、その他に、休暇の時に親の元に帰ってくる航空運賃などもバカにはなりません。
アメリカの大学に通うということは、年間約9万ドル、今のレート(1ドル=150円)で、1350万円は必要となります。4年間で5400万円も必要となると言うことです。
日本の大学と比べると、アメリカの大学がどれだけ高額かが分かります。
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