Friday, January 14, 2022

妻、メリーランド州の運転免許証取得(その3:メリーランド州車両管理局(MVA)での申請)

 1月13日、妻は、日本の運転免許証をもとにメリーランド州の運転免許証の取得申請をしました。


「3時間のアルコール薬物講習受講証」を含め申請に必要な書類は全て揃えました。


メリーランド州の運転免許証は、州の「運輸省(Department of Transportation)」管轄下の「車両管理局(Motor Vehicle Administration)」で申請します。メリーランド州では、この「車両管理局」のことを「MVA (Motor Vehicle Administration)」と呼んでいます。


実は、この「MVA」という名前は、全米50州では非常に珍しい名前です。アメリカに長く住んでいる方は、運転免許証を発行する組織は、全米のほとんどの州で「DMV」と呼ばれることは知っていると思います。


「DMV」は、「Department of Motor and Vehicle」の略称です。日本語訳は、「MVA」と同じ「車両管理局」です。カリフォルニア州やニューヨーク州だけでなくメリーランド州に隣接するバージニア州やワシントンDCでさえ、「DMV」という組織となっています。なぜメリーランド州は「MVA」という名前になっているかはわかりません。


妻は、メリーランド州の運転免許証を申請するために、シルバー・スプリングにある「MVA」ケンプミル(Kemp Mill)オフィスでのアポを1月13日午前8時半に取りました。住所は、1327 Lamberton Dr, Silver Spring, MD 20902 です。

https://mva.maryland.gov/locations/Pages/Kempmill.aspx


妻は、最初の申請者だったらしく、到着するとすぐにカウンターに通され必要書類を提出。担当者は、妻の日本旅券、米国の「移民ビザ」、ソーシャル・セキュリティ・カード、「3時間のアルコール薬物講習受講証」、視力検査結果証明などを確認し、一部、コピーをとりながら対応。グリーンカードをまだ持っていない妻は担当者に対し、米国の「移民ビザ」だけで十分であることを説明。永住者なのでI-92フォームがないことも説明。担当者は、慣れていなかったらしく、上司に何度も確認したそうです。


その後、運転免許証の写真をその場で撮とり、72ドルを支払って終了。


妻のメリーランド州の運転免許証は1週間以内に自宅に郵送されるそうです。それまでの間、運転できるよう、運転免許証の代わりとなる「臨時文書(Interim Document)」が発行されました。仮の運転免許証と言えるもので、この文書を携行すれば運転できるそうです。以下に貼り付けます。


「臨時文書」には、妻の情報、メリーランド州の運転免許証番号、有効期限(2029年の妻の誕生日まで(7年半ちょっと))などが記載されています。


ともあれ、永住者として入国した妻は、メリーランド州の運転免許証の申請が終わり、「運転免許証番号」も発行されたので、アメリカでの生活は大きく前進したといえます。


あとは運転免許証の実物が自宅に届くのを待つばかりです。


         「臨時文書(Interim Document)」


      

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