以前、FAFSAとCSS Profileについて、説明しました。
FAFSA:
https://lifeinwestchesternyusa.blogspot.com/2022/02/fafsacss-profile-1fafsa.html
CSS Profile:
https://lifeinwestchesternyusa.blogspot.com/2022/02/fafsacss-profile2css-profile.html
簡単に言えば、FAFSA(Free Application for Federal Student Aid)は、アメリカ連邦政府の助成金制度でアメリカ教育省に提出する書類です。州の個々の大学、または私立の奨学金プログラムも、この申請書に記載されている情報に基にしています。毎年約2,000万人の学生がFAFSAを提出し、1,300万人を超える学生が、アメリカ教育省から1,200億ドルを超える助成金、低利融資を受けています。
CSS PROFILEは、College Board(非営利の大学進学情報・テスト機関)に提出する書類です。
これらの書類には親の年収から自動車ローンの支払いに至るまで、細かい質問がいくつもあって、それを基にいくら位の奨学金を出せるかが算定され、本人の志望大学に連絡されます。
大学側は、出願者の成績やエッセイ、推薦状などをもとに、まず入学させることを決めた上で、合格者の経済状況を考慮します。その際に、このFAFSAや CSS PROFILEの内容を参照します。
大学の入学管理担当者は、国から貰える奨学金に加えて、将来本人が返せる可能性のあるローンを算出します。もちろん合格者の親が出せる金額も考慮に入れて、さらには大学側から出せる奨学金も決めます。
大学によっては、大学側が出せる奨学金の上限があります。成績が素晴らしいため是非入学させたい学生ですと、大学からの奨学金の額がもっと大きくなります。
FAFSAの受付開始日は大学進学前年の10月1日です。締め切りは、次の3種類があります。
連邦の締め切り:大学進学の年の6月30日。
大学の締め切り:締め切りは学校によって異なるため、大学のWebサイトを確認するか、志望大学の学資援助事務所に連絡して、FAFSAを提出する必要がある時期を確認する必要があります。
州の期限:州によりFAFSA期限が異なるため州に確認する必要があります。
学資援助は先着順で行われることが多いため、できるだけ早く申請書を提出した方が良いということです。
なお、来年大学に進学する場合の締め切りは、早いです。次女のEarly Decisionプロセスでアプリケーションを提出した大学のFAFSAの締めりきは、アプリケーション提出期限と同じ11月1日でした。FAFSAとCSS Profileは、親の財政状況を記入する欄が多いため、親が記入してもよいため、私が記入し、10月31日に提出しました。
私は、長女のFAFSAとCSS Profileを過去3年間毎年提出してきたので、勝手がわかっており、次女の初めての記入もすんなり終わりました。
来年、次女は大学1年生となりますが、次女は大学4年生ですので、連邦政府や大学からのエイドを多くもらえると少し期待しています。
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