Wednesday, April 27, 2022

大学からの勧誘資料

現在高校生でG11の次女は、ある州のボーディングスクールに通っています。昨年12月30日にお伝えしたように、我が家には毎日のように次女宛てにアメリカの大学から勧誘の資料が届いています。(https://lifeinwestchesternyusa.blogspot.com/2021/12/blog-post_59.html


その後もいろんな大学から資料が届いていますが、昨日、ハーバード大学とシカゴ大学からも資料が届きました。


調べてみると、多くの有名大学は、SATとACTテストの結果のリストを有料で購入しているそうです。その結果をもとに大学によっては1万人から10万人の全米の生徒に、このような勧誘の資料を送っているとのこと。


勧誘の資料が届いたからと言って喜んではいけません。なぜなら、それによりその大学への入学が保証されているわけでは全くないからです。


子供がSATやACTのテストである程度良い点をとったという程度のことです。


ではなぜ大学は勧誘の資料を送るのかというと、一つは、何万人の学生の中から原石を見つけたいということもあるでしょうが、最大の理由は、大学への合格率を下げるためです。合格率が低いとその大学のレベルは高いと見られるからです。何万人の学生に資料を送付した結果、勘違いしてアプリケーションを送る学生が多くなればなるほど、合格者の数は変わらないため、合格率は下がるというわけです。


ハーバード大学の合格率は4%です。ハーバード大学は、昨年新一年生を2320人取りました。アプリケーションを送った全米の学生数は5万7786人です。


2320人の合格者中、中部大西洋岸(Mid-Atlantic)からの合格者が20.7%と最も多いようです。中部大西洋岸の州は、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウェア州、メリーランド州、ワシントンDC、バージニア州、ウェストバージニア州の7州及び1特別地区です。外国人留学生は15.6%もいるとのこと。


次女は、Early Decision、そしてEarly Decision II、最後にRegularの枠を使ってアプリケーションを提出することになりますが、そろそろアプリケーションを提出する大学を15から20程度に絞る作業に取り掛かる時期です。UC Schoolにもアプリケーションを出すのであれば、全く別のアプリケーションですので、作業はさらに増えます。


長女が2019年夏から冬にかけて経験したあの大学のアプリケーション・プロセスを次女が行うのかと思うと、親としても心が重くなります。でも頑張って手伝うしかないですね。


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