Saturday, April 23, 2022

次女の環境科学への興味と研究(全米大会で3位に!)

高校生11年生の次女は、長女と異なり理科系です。高校10年生からある州のボーディングスクールに通い始めましたが、私立高校の良いところ、ありとあらゆる学校の施設が非常に充実していることです。理科系の実験室・研究棟があるんです。また、屋内外のプールだけでなく、飛び込み専用プール、水球専用プール、野球場、サッカー場、アメフト競技場、陸上競技場、室内外のバスケットコートからテニスコートまでなんでもあります。なぜなら、私立高校はお金持ちだからです。その分、授業料も高額です。


次女は、高校10年生からこの私立高校の転入したわけですが、その時からはまっていることは、環境科学の研究です。2019年にたまたまキャロライン・ケネディ次期駐オーストラリア米国大使(元駐日本米国大使)の次女タチアナ・シュロスバーグ(Tatiana Schlossberg)さんが書いた書籍「Inconspicuos Consumption: The Environmental Impact You Don’t know You have」という本を読み、環境科学に興味を持ったようです。


高校生の次女の環境化学の研究は、難しい過ぎて詳細はよくわかりませんが、どうやら衣類の染色についての研究のようです。衣類を染色する際、重金属や環境ホルモンなどの化学物質を出すため、それが川や海を汚染し、環境を破壊しているため、環境に優しい衣類の染色についての研究のようです。


この研究で、次女はすでに州のシンポジウムで優勝し、州を代表して、4月に行われる全米大会、5月に行われる国際大会に出席することになりました。4月の全米大会と5月の国際大会は、主催者が異なる全く別の大会です。


4月の大会は、昨日(4月22日(金))にニューメキシコ州アルバカーキーで行われました。「The 2022 National JSHS(Junior Science and Humanities Symposium)」という大会でした。


本日(4月23日(土))に結果発表があったと、先程、次女から連絡がありました。


次女は、どうやら、8つある部門のうち、ある部門で全米3位になったとのことでした。賞金4000ドルを獲得。私と妻は、大歓喜してお祝いのメッセージを次女に伝えました。

賞金4000ドルは、本人に現金が支給されるわけではなく、将来に通う大学の奨学金として支給されるようです。


次女は、純粋に好きでこの研究をしてきたと思いますが、結果を聞いた瞬間、親としては非常に現金なもので、今年の秋に行う次女の大学受験のことがすぐに頭に浮かびました。「全米大会で3位となれば、行きたい大学にアピールできることになる!」と。5月のジョージア州アトランタで開催される国際大会「The 2022 Regeneron International Science and Engineering Fair(ISEF)」にも州を代表して参加することが決まっていますので、ISEFで入賞でもしたら、更に行きたい大学への道が開けてくるのでは?、と大いに期待しています。


次女は、アートにも興味があり、小さい頃から絵画教室に通い絵を書いてきました。昨年、あるポスター展で州で優勝しています。このようなことも大学進学に有利に働くと良いのですが。


親の思いとは裏腹に、次女は、環境問題に関心があり、世の中をよくしようという純粋な思いで研究に没頭しているようです。将来、科学者にでもなるのでしょうか。次女の無限の可能性に親の夢は膨らむばかりです。

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