Saturday, April 23, 2022

長女の今年の夏のインターンシップ先が決まる

アメリカの大学生は、夏休みはインターンとして様々な場所で働きます。働く先は、企業、大学、シンクタンク、研究機関、メディア、コンサルタント会社、ロビイング会社、連邦・州・市議会議員事務所など無数にあります。


長女は昨年、大学1年生が終わった夏休みは、ジョーンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の「高等国際問題研究大学院(School of Advanced International Studies (SAIS))にある「エドウィン・ライシャワー東アジア研究所(The Edwin O. Reischauer Center for East Asian Studies)」でインターンとして、リサーチ・ペーパーを毎日のように書いていました。


長女は、どうやら今年の夏休みのインターン先が決まったようです。首都ワシントンDCに本部がある研究機関で6月から働くことが決まりました。大学は5月中旬に終わりますが、5月後半から大学の公式プログラムでチリに2週間留学するので、留学先から帰国してからとなります。


アメリカの大学生は、年が明けるとすぐに、その年の夏休みのインターンシップ先を見つけるために動きだします。常日頃から様々なイベントに参加して人脈を作るのもそれが理由です。


アメリカはコネ社会と言われています。インターンシップも、ある企業がホームページで募集をかけたとしても、多くがコネで採用が決まると言われています。インターンシップ先が決まった大学生がインターンとして働き始めてから1週間後に、その企業の人事部から初めて略歴を提出するように言われた、という冗談のような本当の話があります。


長女は、大学でグローバル・リーダーシップ関連の組織の幹部をしており、アメリカの行政府や議会、民間企業の著名人を呼んでオンラインで講演をしてもらうイベントに携わっています。そのため、講演者とは常に連絡をとっており、イベント後もやりとりをしているようです。これが長女の人脈形成に繋がっています。このため、インターンシップ先も一度のオンライン面接で決まったそうです。長女がインターン先のホームページから正式に応募せずインターン先が決まったことからも、アメリカのコネ社会の一部を少し垣間見れたような気がします。


今回の長女のインターンシップのお給料は、時給16ドルとのこと。日給128ドル、週640ドル、月2560ドルとなります。親としては、高額な大学授業料の支払いに少しでも貢献してもらいたいと思います。


とにもかくにも、今年も長女に夏のインターンシップ先が見つかって良かったと思います。

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