ロンドンのアレクサンドラ・パレスで開催されたプロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション(PDC)のワールド・ダーツ・チャンピオンシップで、16歳の若者が話題を呼んでいるようです。
16歳のルーク・リトラー氏は、ヨーロッパ選手権で2度の優勝を誇るロブ・クロス氏を倒し、世界選手権決勝進出を決めました。
リトラー氏は2019年の全英ユースグランプリ(England Youth Grand Prix)とIsle of Man Masters youth competitionで優勝しました。後者の大会では2020年にタイトルを防衛しています。
リトラー氏は2022年11月、アイリッシュ・オープンで優勝し、初の大人の大会でのタイトルを獲得しました。
リトラー氏はPDCデベロップメント・ツアーでの成績が評価され、このPDC世界選手権大会への出場権を得ました。彼は同ツアーで最年少優勝と1年目の最高平均スコアという2つの記録を打ち立てました。
PDCチャンピオンシップの期間中、リトラーは5度の世界チャンピオンに輝いた40歳年上のレイモンド・ファン・バーネフェルト氏や2023年全英オープン・チャンピオンのアンドリュー・ギルディング氏を含む複数のチャンピオンを倒してきました。
リトラー氏の準決勝で対戦したロブ・クロス氏は、リトラー氏がこれまで対戦した中で最も高いレーティングを持つ選手でしたが、クロス氏を6−2で下しました。
そして2024年1月3日に2023年ワールドグランプリ王者のルーク・ハンフリーズ氏(28歳)と決勝で戦いましたが、残念ながら、4ー7で敗れました。準優勝の賞金は20万ポンド(約3600万円)でした。
リトラー選手は、1月21日に17歳の誕生日を迎えます。ニックネームは「ザ・ヌーク」だそうです。
彼の有名人としての地位は、ダーツを投げるたびに上がっています。彼のインスタグラムのフォロワー数は、今大会開始時の4000人から45万人以上に増えています。
「ザ・ヌーク」の今後が楽しみですね。
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