Tuesday, January 2, 2024

アメリカ連邦議会下院の動き:共和党と民主党の議員数の差が縮小

アメリカの連邦議会のビル・ジョンソン下院議員(オハイオ州選出 共和党)が辞職するようです。

1月2日、連邦下院のジョンソン議員は、1月21日付で正式に辞職することを明らかにしました。3月中旬までにヤングスタウン州立大学の学長に就任するとみられています。

ジョンソン議員が辞任すれば、連邦下院は共和党219名、民主党213名、空席3名となります。これにより共和党は、どの党派の議案でも、全員出席を前提にすれば、2票しか失う余裕がないことになります。

12月31日にケビン・マッカーシー前議長(カリフォルニア州選出)が辞任し、ジョージ・サントス前議員(ニューヨーク州選出)が除名されたことで、残りの2票が空席となっており、現時点では共和党には3票の余裕があります。

この状況は、政府予算の期限を目前に控え、主要法案や政府予算の行方をさらに複雑にするでしょう。政府予算の一部は1月19日に期限切れとなり、ジョンソン議員の辞任は2月2日の第二の期限前に行われます。

今後行われる特別選挙と、予想されるもう一人の辞任は、下院共和党の多数派数にさらに影響を与えるでしょう。サントス前議員の後任を決める特別選挙は2月13日に行われます。同地区を以前代表したトム・スオッツィ前議員(民主党)は、共和党のマジ・メレサ・ピリップ(ナッソー郡議員)と対決する見込みです。
一方で、ブライアン・ヒギンズ下院議員(民主党)は、2月に下院を辞職する見込みとのことです。

連邦下院の動きは目を離せません。



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