長女は,今年の6月にG11(日本の高校2年)が終わり,一昨日,運転免許証を取得しました。まだ16歳ですよ!
この国はすべてはカネ次第,ということのようなので,長女にプライベートのドライビング・レッスンを数ヶ月にわたり受けさせました。教官が家の前まで来てくれるので,これほど楽なレッスンはありません。
ロード・テストも同じ車を運転し,同じ教官が採点します。減点30点以上で失格だそうですが,長女は無事合格。
合格はうれしいことですが,親としては懐が苦しくなる問題があります。長女を自動車保険に加入させる必要があるからです。今入っている保険は,夫婦2台運転が前提となっており,保険料は年間1800ドル弱しか払っていません。まあ、かれこれ計13年間米国に住んでおり、無事故できているので安いのでしょう。しかし、十代の長女が追加されると,年間4000ドルの支払いとなります。運転免許証を取得しても自動車保険に入らなければ運転できないので,泣く泣く残り2200ドルを払いました。
今年の夏に家族でカリフォルニアを大学訪問も兼ねて旅行した際,フルカバレッッジのレンタカー用自動車保険が非常に役に立った経験をしたので,自動車保険の重要性は身に染みて分かっています。
そして、今日、長女は、高校のバーシティのバレーボール部の練習に自家用車を運転して行きました。16歳で記念すべき初ライド! その車には、ジュニア・バーシティのバレーボール部にトライアウトを経て入部した来月から高校一年生になる次女もいやいや乗って行きました。運転席の超うれしそうな長女の顔と、後部座席に座った不安そうな次女の顔の対比が忘れられません。
親としては、嬉しい気持ちと寂しい気持ちが入り混じった感じです。
Friday, August 30, 2019
Sunday, August 25, 2019
あっという間の一年その2(長女G11・次女G8)
2018年9月から始まった一年も昨年同様、あっという間に終わってしまいました。
長女はG11ということで、日本でいう高校2年生。この1年間はアメリカの大学入学に向けた準備で大変でした。
大学は、なんといっても学校の成績。そしてSAT/ACTの成績。
スポーツや文化面での活動、ボランティア、インターンの活動も同様に重要です。
勉強面では、学校の勉強をがんばりながら、2018年年末から、ACT対策として、近所のグループで行なっている家庭教師について猛勉強。親のお金は飛びました。
APのテスト対策でも家庭教師をつけました。APは4以上を取らないと、大学でのクレジットとして認めてくれない大学が多いとのこと。
課外活動は、学校のバーシティのバレーボール・チームで活躍。G12からリベロからセッターに変更し、チーム・キャプテンになりました。
演劇クラブではG9から音響を担当。
貧困地域の公立図書館で小学生に家庭教師を行い、ホームレスの方への食料支援プログラムで食料の袋詰めを行いました。
2019年夏にはアジア・ソサエティでインターン。有名な賞のプレゼンターの情報収集をして資料をまとめました。
現在2019年8月下旬ですが、いよいよ大学への申し込み準備が佳境となります。
EDは11月1日が締め切りの大学が多いです。
アプリケーションも個別のアプリケーションからコモン・アプリケーションなど数多くあります。
また、奨学金の申請、米国籍の長女や次女にはFAFSAやCSSなどがあり、かなり細かいので大変です。
このように大学入学までのプロセスは、親もどっぷり関わっていくので、心して支援しようと思います。
長女はG11ということで、日本でいう高校2年生。この1年間はアメリカの大学入学に向けた準備で大変でした。
大学は、なんといっても学校の成績。そしてSAT/ACTの成績。
スポーツや文化面での活動、ボランティア、インターンの活動も同様に重要です。
勉強面では、学校の勉強をがんばりながら、2018年年末から、ACT対策として、近所のグループで行なっている家庭教師について猛勉強。親のお金は飛びました。
APのテスト対策でも家庭教師をつけました。APは4以上を取らないと、大学でのクレジットとして認めてくれない大学が多いとのこと。
課外活動は、学校のバーシティのバレーボール・チームで活躍。G12からリベロからセッターに変更し、チーム・キャプテンになりました。
演劇クラブではG9から音響を担当。
貧困地域の公立図書館で小学生に家庭教師を行い、ホームレスの方への食料支援プログラムで食料の袋詰めを行いました。
2019年夏にはアジア・ソサエティでインターン。有名な賞のプレゼンターの情報収集をして資料をまとめました。
現在2019年8月下旬ですが、いよいよ大学への申し込み準備が佳境となります。
EDは11月1日が締め切りの大学が多いです。
アプリケーションも個別のアプリケーションからコモン・アプリケーションなど数多くあります。
また、奨学金の申請、米国籍の長女や次女にはFAFSAやCSSなどがあり、かなり細かいので大変です。
このように大学入学までのプロセスは、親もどっぷり関わっていくので、心して支援しようと思います。
Monday, September 3, 2018
あっという間の一年(長女G10、次女G7終了)
2017年9月から2018年10月まで、長女は地元のハイスクール10年生、次女は地元のミドルスクール7年生でしたが、あっという間に終わりました。
長女は、クラブチームCP-ACのバレーボールチームで、2018年1月から3月までコネチカット州ハートフォード、ワシントンDC、マサチューセッツ州ボストン、インディアナ州インディアナポリスなどを訪問。
それぞれの大会では、各都市の巨大なコンベンションセンターの会場を貸し切って試合を行います。大きなスペースに100コートあり、200チームが同時に試合を行なっている光景はど肝を抜かれました。1日に3、4試合あり、選手たちは夜はヘトヘトになっていました。
金曜から試合がある場合が多いのですが、大学のスカウトらが来ているため、長女の高校は公欠扱いになりました。学校のクラブ活動ではないのに公欠になることに驚きました。
初日の夜や二日目の夜に親同士でよく「反省会」を開催しました。午前中に試合がない場合は、チームと親全員で地元のレストランで一緒にブランチを食べました。
次女は、中学校の陸上部に入って楽しみました。来年は長女の影響でどうやらバレーボール部に入りたいようです。まだミドルスクーラーですのでトライアウトはないようで必ず部活ができるので安心です。また、一時期ペラムのアートクラスに通っていたので、また通いたいそうです。
勉強の方は、長女も次女も学校の成績はお陰様でよかったので安心でしたが、長女の方は、4学年あるハイスクールの2年生でしたので、大学入学に向けた準備を始める時期でした。米国では学校の成績だけでは全く十分でなく、かといって、共通の試験であるSATやACTのスコアだけも十分ではありません。一流大学でもSATやACTのスコアの提出を求めない大学もあります。最も重要なのは学校の成績であることには変わりはないのですが、右に加え、課外活動としての学校のスポーツ・チームでの活動や文化活動、ボランティア、インターンシップなど、将来の大学の専攻につながる活動をすることが必要となります。人間のトータルバランスが求められるわけで、米国も一流の大学に入るためには、日本とは違った意味で大変だということです。大学入学準備に向けての詳細はまた後日お話しします。
Friday, November 24, 2017
長女、クラブチーム(バレーボール)のメンバーに!
長女は2002年9月生まれで、本年(2017年)9月から10年生になりました。4年あるハイスクールの2年目の始まりです。日本でいえば高校一年生ですが、9月初旬の時点ではまだ14歳でした。肉体的にも精神的にも若いので大丈夫かなと思う時がありますが、なんとかやっているようです。
10年生も第1セメスターが無事終わりました。長女が履修している科目は、Chemistry R, PE(体育)、Spanish, English H, Health, Band, Algebra 2/Trig, AP World History,
Writing Distinctionです。第1セメスターでは、AP World
Historyの評価がいまいちでした。APですから大学レベルなので難しいこともありますが、先生との相性がよくなかったのかもしれません。長女は、学校のカウンセラーと先生に今後の対応を相談したようです。幸いSpanishとHealthは満点、Algebra 2/Trig, Band, PE, Chemistryもかなり高得点だったので、GPAの平均はなんとか親が期待しているレベルを保てました。勉強については、子供にプレッシャーを与えないよう、ネガティブなことは何もいわないようにしています。
高校の体育会系のスポーツは、昨年に続き、ジュニア・バーシティのバレーボール部に入れ、シーズンは約2か月しかありませんが、がんばっていたようです。長女のポジションは「リベロ」です。所謂守備の要で、同じチームでも他の選手と異なる色のユニフォームを着ます。後衛の選手と何度でも交代することができ、審判の許可を受けることなくサーブ前に何度も交代ができるそうです。必要があればコートを出て必要があれば交代してコートに入れることから、監督の指示をコート外からコート内へ伝える役目もします。まわりの選手と比べ、身長が低い(157cm)長女は、このリベロの立場を十分に理解し、楽しんでいるようです。
高校のバレーボールのシーズンも終わり、次は他のスポーツをやっても良かったのですが、長女はバレーボールをもっとやりたいという希望があったため、コネチカットにあるチェルシー・ピアのクラブチームに入ることに挑戦しました。11月20日・21日にトライアウトがありました。このクラブチームには、CP-AC (the Chelsea Piers Athletic Club)と呼ばれ、レベルの高い順に「National Team」、「Select Team」、「Regional Team」、「State Team」があります。「National Team」は全米の最も高いレベルの大会に出場するチームです。「Select Team」は、全米と地方のトーナメントに出場可能です。「Regional Team」は、アメリカ北東部・ニューイングランド地方やNY州・NJ州・コネチカット州3州で競うトーナメントに出場します。
11月21日に私は娘のトライアウトの様子を見に行きました。申込みの時点の振り分けで「National Team」候補者はグレーのTシャツ(20名程度)、「Select Team」候補者は白のTシャツ(70名程度)、「Regional Team」候補者は紺のTシャツ(15名程度)でトライアウトをしていました。
3つのコートに分かれて、右端のコートでは「National
Team」候補者がトライアウトをしており、真ん中と左端のコートでは、白Tシャツと紺Tシャツの選手が入り乱れていました。
コーチが台の上からボール打って、レシーブ、トス、アタックの能力を見たり、実際に試合をさせてサーブも含めた能力を見極めていました。
見に来ていた一人の母親と話をしましたが、彼女の娘は小さい時からバレーボールをやっていたので9年生であるが「National Team」候補であると。その子を見ると身長は180cmは超えています。
その後、全体をよく見渡すと、約100名ちょっとで長女を含む2名のアジア人を除いて全員が白人、アフリカ系やヒスパニック系も一人もいませんでした。アメリカのクラブチームの女子バレーボールは、このような世界なのかと驚愕しました。
身長もほとんどが175cm以上、中には190cmを超える女子選手もいました。
その中で長女は157cm。でもリベロなので必死にレシーブを中心にトライアウトに挑戦していました。
2時間のトライアウトの最後に20分くらいで、一人のコーチに長女は呼ばれ、何やら話していました。どうやら、白Tシャツの長女に「National Team」でやることに興味がないかと聞いていたようです。長女は賢いので、feeを聞いて(12月~5月までで3950ドル。遠征費は個人負担)、「自分や挑戦したいが、親と相談する」と回答したとのこと。その後、右端の「National Team」候補コートに移されて、試合形式でトライアウトに挑戦していました。グレーTシャツの中で白Tシャツは3名のみ。あとで長女に聞くと、白Tシャツ3名はたまたまライ高校の同級生たちだったそうです。
トライアウトも終わり、長女も家族もどのチームに配属されるかわくわくしていました。というのも、もともと「Select Team」で十分と思っていたからです。
11月22日夕方に妻の携帯の留守番電話にメッセージが入っており、長女は「National Team」でプレイすることに興味はないかと。11月23日のサンクスギビングデーに電話を返し、もちろん留守番電話でしたが、長女は「National
Team」でプレイしたいというメッセージを残しておきました。11月24日午前、念のためメールでもその意向を伝えておきました。
11月24日午後、正式にチームが発表され、長女は「National Team」の「U16 National(16歳以下のNational Team」のメンバーに入れました。U16 National は9名、U17、U18も9名ずついます。最高レベルのチームに入れたし、ライ高校で仲の良いチームメイトも入れたので長女は大喜び。
ちなみに「Select Team」はU17が9名、U16が8名、U15が10名、U14が11名おり、「Regional Team」はU18、U17、U16がそれぞれ9名ずつ、U15及びU12が10名ずついます。
ということで「National Team」に入れた長女ですが、これからが大変です。12月から5月まで、コネチカット州のチェルシー・ピアで週3回、夜に練習があります。親はまずはその送迎が大変です。
更に大変なことは、全米でトーナメントがあるのですが、その遠征費(移動費・宿泊費)は個人負担です。スケジュールは次の通りです。
1月:コネチカット州ハートフォード(New
England Winter Fest 2)
2月:ワシントンDC(Mizuno Capitol Hill Classic)
3月:マサチューセッツ州ボストン(Mizuno
Boston Volleyball Festival)
3月:インディアナ州インディアナポリス(Nike
Mid-East Qualifier)
3月:ペンシルベニア州フィラデルフィア(Northeast
Volleyball Qualifier)
Sunday, November 19, 2017
最初で最後? 家族でグランド・サークルをキャンピングカーで回る
2017年の夏休みは、長女がサマースクールに通い、次女が乗馬キャンプに通いましたが、やはり家族旅行もしたいなと思っていました。
14歳の長女は、年がら、家族と一緒に時間を過ごす時間が少なってきています。次女はまだ12歳ですが長女の影響を受けて、これまた然り。
そのような中での家族旅行の実現は大変なことです。
2月に入り、アメリカ人でも人生で一度は体験したいと夢見る、「グランド・サークルをRV (Recreational Vehicle:いわゆるキャンピングカー)での旅行」をなんとか実現すべく、密かにRVとRVキャンプ場を予約。
その後、家族からは若干の抵抗にあいましたが、近い将来日本を訪問することを条件に今回の家族旅行が実現することに。
旅行日程は、8月中旬、JFK→ラスベガス(ここでRVをレンタル)→ブライス・キャニオン→アーチズ国立公園→モニュメント・バレー→アンテロープ・キャニオン→グランド・キャニオン→ラスベガス(RVを返却)→JFKという日程でした。
RVで移動中は全てRVパーク内に駐車してRV内で宿泊。RVには、巨大な冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、ガスコンロ、トイレ、シャワー、ベッドがついており、ちょっとしたアパートの感覚です。洗濯はRVパーク内のコインランドリーで。
運転は、巨大なRVだったこともあり、全行程私が運転。
RVパークでは、電源確保、生活用水注入、汚水処理という作業があり、最初は汚水処理のホースを扱うことすら気持ち悪かったのですが、それもだんだん慣れてきて、最後はいっちょまえのキャンパーのような気分になっていました。12日間の強行日程でしたが、家族で大きな思い出が作れたと思っています。娘たちの年齢ならこの旅行のことは忘れないと願っています。
ラスベガス


ブライス・キャニオン


アーチズ国立公園




モニュメント・バレー
アンテロープ・キャニオン
(一番美しい場所と感じました)





グランド・キャニオン

ルート66
RVを返却しまたラスベガスへ



14歳の長女は、年がら、家族と一緒に時間を過ごす時間が少なってきています。次女はまだ12歳ですが長女の影響を受けて、これまた然り。
そのような中での家族旅行の実現は大変なことです。
2月に入り、アメリカ人でも人生で一度は体験したいと夢見る、「グランド・サークルをRV (Recreational Vehicle:いわゆるキャンピングカー)での旅行」をなんとか実現すべく、密かにRVとRVキャンプ場を予約。
その後、家族からは若干の抵抗にあいましたが、近い将来日本を訪問することを条件に今回の家族旅行が実現することに。
旅行日程は、8月中旬、JFK→ラスベガス(ここでRVをレンタル)→ブライス・キャニオン→アーチズ国立公園→モニュメント・バレー→アンテロープ・キャニオン→グランド・キャニオン→ラスベガス(RVを返却)→JFKという日程でした。
RVで移動中は全てRVパーク内に駐車してRV内で宿泊。RVには、巨大な冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、ガスコンロ、トイレ、シャワー、ベッドがついており、ちょっとしたアパートの感覚です。洗濯はRVパーク内のコインランドリーで。
運転は、巨大なRVだったこともあり、全行程私が運転。
RVパークでは、電源確保、生活用水注入、汚水処理という作業があり、最初は汚水処理のホースを扱うことすら気持ち悪かったのですが、それもだんだん慣れてきて、最後はいっちょまえのキャンパーのような気分になっていました。12日間の強行日程でしたが、家族で大きな思い出が作れたと思っています。娘たちの年齢ならこの旅行のことは忘れないと願っています。
ラスベガス

ブライス・キャニオン

アーチズ国立公園

モニュメント・バレー
アンテロープ・キャニオン
(一番美しい場所と感じました)





グランド・キャニオン

ルート66
RVを返却しまたラスベガスへ



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