長女は5月中旬に大学2年生が終わり、次女は6月2日に高校11年生が終わり、それぞれ長い夏休みに入りました。
長女は、大学が終わって直ぐにメリーランド州ベセスダの実家に戻り、1週間滞在していました。その後、5月31日から6月17日まで、大学の研究調査のためチリに滞在しました。この研究調査は、米陸軍士官学校(ウエストポイント)と米海軍兵学校(アナポリス)の学生との合同研究調査であり、予算は全て連邦政府から出たようです。そのため、サンティアゴやその他の都市での宿泊は、全て5つ星ホテルに無料で宿泊したため、長女は喜んでいました。
無事チリでの研究調査を終え、6月17日朝5時にヒューストン空港に到着しましたが乗り継ぎ便が機体不良でキャンセルされました。新たな乗り継ぎ便は午後5時発の便となり、結局ヒューストン空港内に12時間滞在しました。午後9時にダレス空港に到着。サンティアゴのホテルを出たのは16日午後2時ですから、ホテルを出てから30時間かかってやっとダレス空港に着きました。
長女は、6月21日から、ワシントンDC内のある財団でインターンとして8月下旬まで働きます。昨年のインターンシップはジョンズ・ホプキンズ大学 高等国際問題研究所(SAIS)ライシャワー東アジア研究所で行いました。今年のインターンシップも国際関係関連の研究調査のようです。しっかり働いて、いろんなことを学び、人脈を広げていってほしいものです。ちなみに今回のインターンシップのお給料は時給16ドルとのこと。
次女は6月2日に夏休みに入り、6月6日にベセスダの実家に戻って来ました。コロナ感染症が収束しつつあることもあり、このところアメリカは、国内線はどこにいくのも超満席です。直行便は料金がすごく高いため、次女は往復とも乗り継ぎ便を利用することに。実家には1週間しか滞在しませんでした。実家に戻ってきた理由は、6月4日(土)にACTテストを受けるためです。どうしてもMathのスコアをもう1点か2点上げる必要があり、online tutorを雇って準備しました。今回実家でACTを受けたのは、次女が寮生活しをしている私立高校の地域では、なぜか6月はSAT/ACTテストを実施してないからです。次女はACTテストを再受験することを当初は嫌がっていましたが、将来大学で環境科学の分野で研究調査を行いたいのであれば、MathとScienceのスコアでもう少し結果を出さないと大学進学に不利になることをようやく納得したようで、今回試験を受けることになりました。試験の手応えを聞いても、なんだからわからない反応で親としてはちょっと心配です。まあ、なるようにしかならないのですが。
次女は6月12日(日)に実家を離れ、寮生活しをしている私立高校がある地域に戻りました。当初は前から続いている環境系の研究を行いながら、高校でサマープロログラムをとる予定でしたが、直前になり、サマープログラムをとることはやめ、高校でインターンをすることになったため、高校の寮に住めなくなりました。焦った私は色々調整した結果、これまで娘さん3人を次女が通っている高校に通わせたあるご家庭が、同じ高校の生徒をホームステイさせていることを知りました。幸いその生徒は夏休みで不在のため、そのご家庭にお願いして、夏休みの間、次女はそのご家庭にホームステイすることになりました。約6週間の滞在で、彼女の部屋の中にバストイレが付いており、1日3食・学校への送り迎え付きで、費用は4900ドルです。寮の食事に辟易していた次女は、毎日美味し食事をとれることに大喜びしています。
ホストファミリーの3人の娘さんは、長女はイェール大学を卒業、次女はプリンストン大学、三女はマウント・ホリヨーク大学に現在通っています。私の次女は、ホストマザーや娘さんたちから大学進学のことを聞いているようで、素晴らしい機会に巡り合えたと感じているようです。イェール大学とプリンストン大学はアイビーリーグの大学で、マウント・ホリヨーク大学は、セブンシスターズ(かつてのアメリカ北東部の名門女子大7校の総称)の一つでアメリカ最古の女子大で、化学や生物などの素晴らしいカリキュラムがあります。
次女は、毎日、ホストマザーに車で高校に送ってもらい、研究とインターンシップを行なっています。ちなみにインターンシップは時給10ドルで1日2時間。週100ドルで6週間で600ドルを稼ぐことになります。
次女は7月23日にベセスダに再び戻ってきます。実家では、大学のアプリケーション・プロセスに没頭することになります。アメリカの多くの大学の共通の願書であるCommon App やUCスクールの共通の願書を書いたり、各大学で要求される追加エッセイを1大学につき1つから6つほど書くことになります。
ともあれ次女にとり今年の夏はとても大事な夏となります。
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