Friday, December 27, 2019

長女のアメリカの大学受験:あと3校

クリスマスも終わり、今年も残すところあと4日。
長女の長い大学受験プロセスはまだまだ続いています。

長女は、今日の1校分も含め、これまで14の大学にアプリケーションを送付しました。
合格した大学は3校。州立大学のSUNY- Binghamton とSUNY- Stony Brook、私立大学のFordham Universityです。そしてUniversity of Virginiaは合否の判断が2月に延期されました。
残り大学の合否の結果は、1月下旬に分かります。

来年1月1日までにあと2校ほど、アプリケーションを送付する予定です。できれば明日の12月28日(土)中に。

最後の1校は提出期限が1月15日なので、年が明けてアプリケーションを送付する予定。

長女も次女も今週から冬休み。長女は引き続き大学のアプケーションのエッセイ書き。昨日は自分で車を運転して映画を観にいったようです。明日は私とブロードウェイにミュージカルを観に行きます。

次女は、ボーディングスクールのアプリケーション書きに没頭しています。4校受けるので結構な量です。親のエッセイはすでに全て完成しています。

今年は最後まで気が抜けません。年越し蕎麦を食べたくなりました。

Monday, December 23, 2019

長女のアメリカの大学受験:少しずつ結果が。。。

今日は12月23日(月)。クリスマスウィークです。

結局長女はEarly Decisionの大学は不合格。高望みしすぎたのかもしれません。
しかし、合格すると必ず行く義務があるので、後悔したくなかったようです。
長女の友達の中には、長女が合格する可能性のある大学としてレギュラー・プロセスでアプリケーションを提出した大学に、「Early Decision」として申し込みをし、既に合格結果を得た学生が何人かいます。

長女は「Early Action」として2大学にアプリケーションを送付しましたが、そのうちUniversity of Virginiaから、deferの通知が来ました。これは合否の決定を先延ばしにするという意味で、2月までにエッセイをもう一つ提出する必要があります。

長女にはこれまで3校から合格通知がきています。州立大2校(SUNY- Binghamton, SUNY- Stony Brook)と私大1校(Fordham Unviersity)です。

「Early Action」でアプリケーションを出した州立大2
校(University of VirgniaとUniversity of Michigan)と、私立大7校からの合否通知は年明けとなります。

レギュラー・プロセスのアプリケーション送付期限は、ほとんどの大学が来年1月1日です。長女はそれまでにあと3校(すべて私立大)ほどアプリケーションを出す予定です。

更に、締め切りが1月15日の西海岸の私立大であるUniversity of Southern Californiaにもアプリケーションを送付する予定です。

長女は、総計17校の大学を受験することになります。

Saturday, December 14, 2019

アメリカの大学受験:ライ高校生の結果が続々と

一昨日、長女は、もう一つの「Safety」の大学、つまり「滑り止め」の大学から合格の通知が届きました。合格した大学は、ニューヨーク市にある私立大学Fordham University(フォーダム大学)でした。これで、少なくとも行ける大学が2つあるということになります。行きたい大学ではないのですが、少なくともどこかの大学に行けるということですので、親としては少し安心です。

本日、最初に受かった大学から、正式な合格通知が郵送されてきました。滑り止めの大学ですので、額縁に入れることはないですが、きちんと保管しました。

長女の高校は、ニューヨーク州ウェストチェスター郡ライにあるライ高校という公立学校です。ライは、地域としてはハリソン、ポートチェスター、ママロネック、ライブルックに囲まれた緑が多く居住地域はかなり狭く、そしてお金持ちの地域です。高価な一軒家がほとんどでアパートが少ないこともあり、多様性がほとんどありません。高校の白人率は95%以上。長女のバーシティの女子バレーボールチームで有色人種は長女一人のみ。アフリカ系もヒスパニック系も1人もいません。

親はアイビーリーグ出身も多く、お金持ちであることは、彼らの家や通学で乗っている車を見るとすぐわかります。うちの家はベッドルームが5つありますが、おそらく家の大きさは平均か小さい方です。一部の同級生の家はまさにお屋敷で、玄関ホールはうちの家の一階くらいの大きさがあったり、バレーボールコートがあったり、プールがあったりします。

さて、長女の同級生ですが、長女が知る限りでは、アイビーリーグに続々と合格しています。ハーバード大には少なくとも2名。一人は飛び込みの選手でアスリート枠での合格。もう一人は一般枠なのですごいです。幼少期に白血病にかかり、それを乗り越えた経験があり、白血病のリサーチをしたり、夏休みに癌研究の大学病院でインターンをしたり、圧巻は、白血病研究の資金集めのために、自転車でアメリカ大陸を横断をされた女子学生です。

スタンフォード大にはアスリート枠以外ではこれまで2名合格。ダートマス大は1名、コーネル大は4名合格したようです。その他、アイビーリーグではありませんが、MITに1人が合格。以上は、長女の友達の範囲内での数字ですから、高校全体の正確な数字ではなく、もっと多い可能性が高いです。

アメリカの大学受験は、両親親戚が同じ大学の卒業生であれば、いわゆる「レガシー枠」での競争となります。長女の同級生でダートマス大に合格した友人は、曾祖父、祖父、父、叔父らがダートマス大卒で、祖父と父はダートマス大のフットボールの選手だったそうです。

「レガシー枠」だからといって有利かというと、必ずしもそうとは言い切れません。一般枠よりも高校の成績が少し劣っても検討されるという意味では、一般枠受験者よりも恵まれていますが、「レガシー枠」の中での競争も激しいと聞いています。私の知り合いのアメリカ人弁護士はイェール大卒ですが、彼の子供はイェール大は不合格となりました。親が卒業した大学に多額の献金をしていれば、その子供は有利となると聞いています。

長女の同級生で、「アスリート枠」・「レガシー枠」以外でアイビーリーグに合格した学生で共通している点は、4年間の高校のすべての教科の成績がほぼ満点であり、SATやACTの成績もほぼ満点に近いということです。その上でスポーツや文化活動は最低条件で、アプリを開発したとか、会社を作ったとか、アフリカに行って難民支援をしたとか、医学論文を発表したとか、州議会議員のスタッフとして法案作成に携わったとか、親の私でも圧倒されるほどの活動をした学生たちです。

長女は、高校4年間、出来る限りのことはやったと思います。今日も3つの大学の追加エッセイを書き終えたようですので、明日でもアプリケーションを送付する予定です。幸運を祈るのみです。







Wednesday, December 11, 2019

アメリカの大学受験:「Early Decision」の結果が続々と

今日は2019年12月11日。
長女はこれまで、アメリカの大学の「Early Decision」として1校、「Early Action」として2校(University of Virginia とUniversity of Michigan)に加え、早くアプリケーションを提出すれば早く結果が分かる大学6校にアプリケーションを送付しています。最初の3校は当然追加エッセイが必要ですが、残りの6校のうち追加エッセイが必要な大学は1校、残り5校はエッセイが不要な大学です。

12月15日(日)に「Early Decision」を含むいくつかの大学の合否が分かると思っていましたが、本日、つまり12月11日、これまでアプリケーションを提出した9大学のうち、1校から合格通知が来ました。その大学は、SUNY- Binghamton(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)でした。合格は、共通のアプリケーションを送付するサイトで分かりました。合格したSUNY- Binghamtonは、「セイフティ」の大学で、いわゆる「滑り止め」的大学です。そうであっても、長女も親も、合格通知は嬉しいものです。

そうこうしているうちに、現在も東京のアメリカンスクールに通っている長女の友達から、「Early Decision」としてアプリケーションを送付した大学からの合格通知がきたとの連絡がありました。Boston University、Northeastern Universityなどが発表したようです。

長女の「Early Decision」の大学はまだ合否を発表していません。12月15日はどうやら「めど」のようです。明日以降、いつでも発表される可能性があるということで、明日から家族全員がドキドキです。

「Early Decicion」の大学に合格しなければ、大学受験プロセスは続きます。「Early Action」の大学やその他の大学からの合否の内容を見極めつつ、ほとんどの大学は、通常のアプリケーション提出期限が来年の1月1日ですので、12月中に長女が受験したいすべての大学にアプリケーションを送付することになります。

親としては、ただ祈るのみ。どうなることやら。

Sunday, December 1, 2019

次女のG9のクラスと学校の生活スタイル

次女は今14歳で今月15歳を迎えます。日本では中学3年生。こちらでは4年間ある高校の1年生(G9)です。

来年、ボーディングスクールに通うことを希望しており、共通のアプリケーションを送付し、各高校での面接も終え、あとはSSATの成績を上げることとファイナンシャル・エイドを申し込むだけです。

今通っている高校は、公立のライ高校。どんなクラスを受けているかについて説明します。

米国の高校には、日本の「3年B組」のように1年を通して同じクラスルームで授業を受けるのではなく、各生徒は、自分の時間割を持っており、授業により部屋が異なるので、授業毎に移動することになります。したがって、次女は1日8つ科目の授業を受けていますので、「クラスメート」という意味は、8つの授業のクラスメートということになります。

次女は、1)Living Environment H (Honors), 2) PE, 3) French 2H, 4) Composition, 5) Algebra 2H, 6) Band, 7) Global History 9H, 8) English 9H という授業を受けています。ランチはFrenchの授業の後なので午前10時半頃とることになり、相当早いランチとなります。

Living Environmentの成績の付け方は、日ごろのテストが最も重要で、次に宿題、Project Labという順番です。6月にはRegent Examがあります。その他に四半期ごとの試験もあります。
Frenchの授業の成績の付け方はもっとはっきりしています。Projectが40%。クイズが30%、授業の議論への参加が20%、宿題が10%という比重を示しています。
Algebra 2HのLuftman先生は、元ロッキードマーティン社でミサイルの発射実験をしていたそうです。その後NY市の公立高校で教え、ライ高校に来た方です。この先生は、復習の重要性、テストで間違えた問題を繰り返し解くことの重要性を強調していました。

すべてのクラスの先生が述べていたことは、「Google Classroomに全てが載っている」というものでした。宿題、読みべき本、これまでの授業、次の授業の内容等すべてがGoogle Classroomで知らされます。宿題もGoogle Documentで提出します。この点は、日本との大きな違いだと思います。ライ高校ではすべての生徒がPCを持ち、PC上で宿題をすることが求められています。

実は、Google Documentでの宿題の提出はライ中学の時から求められていました。次女にiPadを買い与え対応してもっていましたが、さすがに高校生になったので、MacBook Airを買ってあげました。

アメリカの高校はお金がかかります。ライ高校では、MacBook Airに加え、iPhone, iPod, AirPodsは当たり前。長女には誕生日にApple Watchをプレゼントし、16歳から車を運転するようになりました。

長女は車で通学していませんが、結構な数の生徒が車通学しています。毎朝娘たちを学校に送っていますが、学校近くで渋滞が発生します。ライ高校にはスクールバスはないので、うちのように親が送り迎えするケースと高校生自らが運転して通学しているケースがあります。ライ高校生の車の流行りは、ジープです。Jeep Wranglerの新車は4万ドル以上しますが、中古ですと2、3万ドルで買えます。それでも十代の子に買い与えるものにしては、かなり高価なものです。
ライは金持ちが多いですが、流石にライ高校の駐車場にテスラや1000万円以上するベンツは見かけません。