ほとんどの高校生は、合格すると入学しなければならないという拘束力のあるEarly Decision (ED) という制度を使って大学1校にアプリケーションを送付します。そのアプリケーション提出期限は11月1日です。長女は当然EDの大学を既に決めており、今日にでもアプリケーションを提出する予定でしたが、慎重には慎重を期したいということで、明日、学校のカウンセラーに数点確認した後に提出することにしました。
大学入学のアプリケーションには、特定の「共通のアプリケーション」というものがあり、多くの大学はこのアプリケーションを認めています。このアプリケーションではエッセイ1つ(内容は自由)を添付する必要があります。ほとんどの大学の入学審査のベースとなる重要なエッセイですので、長女は今年の夏から推敲を重ねて、本日完成させました。
各大学は、「共通のアプリケーション」のエッセイに加えて、個別のエッセイを求めることがほとんどです。その数は大学によって異なります。長女のEDの大学は4つのエッセイを求めています。10以上のエッセイを求める大学もあります。
なかには、追加的なエッセイを求めない大学もあります。NYであれば、例えば、SUNY(NY州立大学)やFordham University(フォーダム大学)は求めていません。マサチューセッツ州のNortheastern University(ノースイースタン大学)も追加エッセイはありません。
本日、長女は、共通のアプリケーション(エッセイを含む)が完成したので、追加的エッセイを求めない大学で関心のある大学4校にアプリケーションを送付しました。この4校は、長女が最も行きたい大学ではありませんが、その大学に合格できる保証はありませんので、一部は合格したら行ってもよい大学、一部は滑り止めの大学です。米国で初めての大学入学手続きでしたので、親子で感慨深いものがありました。(最後は、オンライン上で送信ボタンを押すだけでしたので、呆気なかったでしたが。)
長女がアプリケーションを提出した追加エッセイがない大学は次の通りです。
・Colby College(メイン州)
・Northeastern University(マサチューセッツ州)
・Fordham University(ニューヨーク州)
・SUNY- Binghamton(ニューヨーク州)
なお、アプリケーション送付は、基本的に有料です。今日提出した5校のうち、1校のみ無料。残りの4校は、2校が50ドル、1校が70ドル、1校が75ドルでした。
長女は、来週にはEDの大学やEA (Early Action:大学が早くアプケーションを受け付ける分、早く合否を出す制度。但し、EDのように合格しても入学する義務はない。)の大学にアプリケーションを送付します。
それが終われば、レギュラーと呼ばれる一般の大学の入学手続きに入ります。アプリケーション提出期限は来年の1月1日です。長女は、それが終わるまで、何十ものエッセイを書き続ける必要があります。大変な作業です。
No comments:
Post a Comment