Friday, November 24, 2017

長女、クラブチーム(バレーボール)のメンバーに!

長女は20029月生まれで、本年(2017年)9月から10年生になりました。4年あるハイスクールの2年目の始まりです。日本でいえば高校一年生ですが、9月初旬の時点ではまだ14歳でした。肉体的にも精神的にも若いので大丈夫かなと思う時がありますが、なんとかやっているようです。

10年生も第1セメスターが無事終わりました。長女が履修している科目は、Chemistry R, PE(体育)Spanish, English H, Health, Band, Algebra 2/Trig, AP World History, Writing Distinctionです。第1セメスターでは、AP World Historyの評価がいまいちでした。APですから大学レベルなので難しいこともありますが、先生との相性がよくなかったのかもしれません。長女は、学校のカウンセラーと先生に今後の対応を相談したようです。幸いSpanishHealthは満点、Algebra 2/Trig, Band, PE, Chemistryもかなり高得点だったので、GPAの平均はなんとか親が期待しているレベルを保てました。勉強については、子供にプレッシャーを与えないよう、ネガティブなことは何もいわないようにしています。

高校の体育会系のスポーツは、昨年に続き、ジュニア・バーシティのバレーボール部に入れ、シーズンは約2か月しかありませんが、がんばっていたようです。長女のポジションは「リベロ」です。所謂守備の要で、同じチームでも他の選手と異なる色のユニフォームを着ます。後衛の選手と何度でも交代することができ、審判の許可を受けることなくサーブ前に何度も交代ができるそうです。必要があればコートを出て必要があれば交代してコートに入れることから、監督の指示をコート外からコート内へ伝える役目もします。まわりの選手と比べ、身長が低い(157cm)長女は、このリベロの立場を十分に理解し、楽しんでいるようです。

高校のバレーボールのシーズンも終わり、次は他のスポーツをやっても良かったのですが、長女はバレーボールをもっとやりたいという希望があったため、コネチカットにあるチェルシー・ピアのクラブチームに入ることに挑戦しました。1120日・21日にトライアウトがありました。このクラブチームには、CP-AC (the Chelsea Piers Athletic Club)と呼ばれ、レベルの高い順に「National Team」、「Select Team」、「Regional Team」、「State Team」があります。「National Team」は全米の最も高いレベルの大会に出場するチームです。「Select Team」は、全米と地方のトーナメントに出場可能です。「Regional Team」は、アメリカ北東部・ニューイングランド地方やNY州・NJ州・コネチカット州3州で競うトーナメントに出場します。

1121日に私は娘のトライアウトの様子を見に行きました。申込みの時点の振り分けで「National Team」候補者はグレーのTシャツ(20名程度)、「Select Team」候補者は白のTシャツ(70名程度)、「Regional Team」候補者は紺のTシャツ(15名程度)でトライアウトをしていました。

3つのコートに分かれて、右端のコートでは「National Team」候補者がトライアウトをしており、真ん中と左端のコートでは、白Tシャツと紺Tシャツの選手が入り乱れていました。

コーチが台の上からボール打って、レシーブ、トス、アタックの能力を見たり、実際に試合をさせてサーブも含めた能力を見極めていました。
見に来ていた一人の母親と話をしましたが、彼女の娘は小さい時からバレーボールをやっていたので9年生であるが「National Team」候補であると。その子を見ると身長は180cmは超えています。
その後、全体をよく見渡すと、約100名ちょっとで長女を含む2名のアジア人を除いて全員が白人、アフリカ系やヒスパニック系も一人もいませんでした。アメリカのクラブチームの女子バレーボールは、このような世界なのかと驚愕しました。
身長もほとんどが175cm以上、中には190cmを超える女子選手もいました。
その中で長女は157cm。でもリベロなので必死にレシーブを中心にトライアウトに挑戦していました。

2時間のトライアウトの最後に20分くらいで、一人のコーチに長女は呼ばれ、何やら話していました。どうやら、白Tシャツの長女に「National Team」でやることに興味がないかと聞いていたようです。長女は賢いので、feeを聞いて(12月~5月までで3950ドル。遠征費は個人負担)、「自分や挑戦したいが、親と相談する」と回答したとのこと。その後、右端の「National Team」候補コートに移されて、試合形式でトライアウトに挑戦していました。グレーTシャツの中で白Tシャツは3名のみ。あとで長女に聞くと、白Tシャツ3名はたまたまライ高校の同級生たちだったそうです。

トライアウトも終わり、長女も家族もどのチームに配属されるかわくわくしていました。というのも、もともと「Select Team」で十分と思っていたからです。
1122日夕方に妻の携帯の留守番電話にメッセージが入っており、長女は「National Team」でプレイすることに興味はないかと。1123日のサンクスギビングデーに電話を返し、もちろん留守番電話でしたが、長女は「National Team」でプレイしたいというメッセージを残しておきました。1124日午前、念のためメールでもその意向を伝えておきました。

1124日午後、正式にチームが発表され、長女は「National Team」の「U16 National16歳以下のNational Team」のメンバーに入れました。U16 National 9名、U17U189名ずついます。最高レベルのチームに入れたし、ライ高校で仲の良いチームメイトも入れたので長女は大喜び。

ちなみに「Select Team」はU179名、U168名、U1510名、U1411名おり、「Regional Team」はU18U17U16がそれぞれ9名ずつ、U15及びU1210名ずついます。

ということで「National Team」に入れた長女ですが、これからが大変です。12月から5月まで、コネチカット州のチェルシー・ピアで週3回、夜に練習があります。親はまずはその送迎が大変です。

更に大変なことは、全米でトーナメントがあるのですが、その遠征費(移動費・宿泊費)は個人負担です。スケジュールは次の通りです。
1月:コネチカット州ハートフォード(New England Winter Fest 2
2月:ワシントンDCMizuno Capitol Hill Classic
3月:マサチューセッツ州ボストン(Mizuno Boston Volleyball Festival
3月:インディアナ州インディアナポリス(Nike Mid-East Qualifier
3月:ペンシルベニア州フィラデルフィア(Northeast Volleyball Qualifier

親が遠征に長女を連れて行かなければなりません。インディアナポリスは飛行機の移動でしょうし、その他は車や電車での移動で、ホテルに宿泊することになります。親のフル・サポートがない限りちょっと厳しいと思います。親としてはがんばるつもりですが、どうなることやら。。。

Sunday, November 19, 2017

最初で最後? 家族でグランド・サークルをキャンピングカーで回る

2017年の夏休みは、長女がサマースクールに通い、次女が乗馬キャンプに通いましたが、やはり家族旅行もしたいなと思っていました。
14歳の長女は、年がら、家族と一緒に時間を過ごす時間が少なってきています。次女はまだ12歳ですが長女の影響を受けて、これまた然り。

そのような中での家族旅行の実現は大変なことです。
2月に入り、アメリカ人でも人生で一度は体験したいと夢見る、「グランド・サークルをRV (Recreational Vehicle:いわゆるキャンピングカー)での旅行」をなんとか実現すべく、密かにRVとRVキャンプ場を予約。
その後、家族からは若干の抵抗にあいましたが、近い将来日本を訪問することを条件に今回の家族旅行が実現することに。

旅行日程は、8月中旬、JFK→ラスベガス(ここでRVをレンタル)→ブライス・キャニオン→アーチズ国立公園→モニュメント・バレー→アンテロープ・キャニオン→グランド・キャニオン→ラスベガス(RVを返却)→JFKという日程でした。
RVで移動中は全てRVパーク内に駐車してRV内で宿泊。RVには、巨大な冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、ガスコンロ、トイレ、シャワー、ベッドがついており、ちょっとしたアパートの感覚です。洗濯はRVパーク内のコインランドリーで。
運転は、巨大なRVだったこともあり、全行程私が運転。
RVパークでは、電源確保、生活用水注入、汚水処理という作業があり、最初は汚水処理のホースを扱うことすら気持ち悪かったのですが、それもだんだん慣れてきて、最後はいっちょまえのキャンパーのような気分になっていました。12日間の強行日程でしたが、家族で大きな思い出が作れたと思っています。娘たちの年齢ならこの旅行のことは忘れないと願っています。

ラスベガス
 






ブライス・キャニオン

       






  





アーチズ国立公園
 















モニュメント・バレー













アンテロープ・キャニオン
(一番美しい場所と感じました)





 



 



 






グランド・キャニオン


















ルート66












RVを返却しまたラスベガスへ