Sunday, July 5, 2020

次女のボーディングスクール

次女は、全米でトップ10と言われる「テン・スクール」のうち4校を受験。1月15日までがアプリケーションの締め切りで、3月上旬に結果発表。次女は、3校はWaitlistに入りました。いわゆる補欠です。最後の1校は残念ながら合格できませんでした。次女はG10からの転校ですので、そもそも採用数が少ないため競争が相当激しかったようです。
次女は、Waitlistに待っている間、追加の推薦状をもらって提出したり、追加のエッセイを書いたり最新の学校の成績表を提出したりしていました。

その後、合格通知が来ないので、だんだん焦るようになり、他のボーディングスクールも探しました。4月に入ってもアプリケーションを受け付けているボーディングスクールはほとんどなかったのですが、全米でトップ25に入るボーディングスクールのうち一校だけ受け付けており、急遽受験。無事合格しました。授業料と寮費合わせて6万ドルを超えますが、なんと奨学金を4万ドルもいただくことができました。残り2万ドルちょっとが自腹となります。

Waitlistに入っている3校の最終結果はまだですが、もうそろそろ通う学校を決めなければなりません。最後に受験したボーディングスクールは、気候もよく、施設も素晴らしく、調べれば調べるほど素晴らしい学校のように思えてきました。でも最後は次女次第ですので、Waitlistの最終結果を待つのみです。いずれにせよ、少なくとも通えるボーディングスクールが一つ決まっていることは、少し安心です。

Saturday, July 4, 2020

コロナ禍の顛末

大学進学が無事決まり、最後の高校生活を楽しもうとしていた長女は、COVID-19の流行により、卒業までの予定が全く変わりました。NY州は、3月1日に最初の感染者が出て以来、7月4日時点で感染者は39万6598名、死者は2万4896名とありました。クオモ州知事の強い指導力による強力な措置により、日々の感染者も死者もようやく収束し、今では他の州の方が感染が爆発しています。

長女の高校のプロムは中止、卒業式は7月下旬に延期されました。
その代わりに、6月のある日、ライにあるPlayland Parkという有名な遊園地の駐車場に卒業生と家族が車で集合し、何組かに分かれて、パトカーの先導で、ライの街の中を車でパレードしました。街中の住民が子供から大人まで、プラカードを掲げて拍手をしたり、笛を吹いたり、声をかけてくれて、卒業生を祝福してくれました。4年間ライに住んで、初めてコミュニティのあたたかさを実感しました。

6月下旬、長女は、入学する大学から3つのオプションを提示されました。
①オプション1:キャンパスに住みながら、一部は授業を直接を受け、一部はオンラインのハイブリッド型の学生生活を送る。
②オプション2:すべての授業をオンラインで受ける。どこに住んでいても良い。
③オプション3:今年の入学の権利を保持したまま、今年は入学せず、来年9月に入学する。
長女はオプション1を選択しました。

大学の授業料は6万ドルちょっと。寮費は1万5千ドルちょっとかかります。それに保険料4000ドル弱、寮の食費3000ドルちょっと。出費は8万ドルを優に超えます。
大学から返金しなくても良い奨学金は1万5400ドル貰えました。ライ警察から500ドルの奨学金ももらいました。
ローンは1万1500ドル程度借りられることになりました。
そのため毎年現金では5万ドルちょっと用意しなければなりません。
かなりきついですが、教育はお金には変えられないのでしょうがないと思っています。
その分、長女が大学でしっかり勉強して、人生の基礎を築いて欲しいと願うばかりです。