Saturday, April 1, 2017

現地校(高校)の授業(9年生)

2016年7月にライ市に引っ越してはや9ヶ月。長女も次女も新生活に慣れてきました。
今回は、ライハイの9年生のクラスについて少々。

ライハイには、以前は800名ちょっと生徒がいましたが、今では1000名を超えています。

長女は、
Living Environment、②PE(体育)、③Composition I、④Geometry、⑤Global History、⑥Band、⑦Spanish、⑧English、⑨Writing Distinction
を取っています。長女のランチはとても早く③と④の間の10時半にとっています。

①Living Environment
担任の先生によれば、Biochemistryは少し難しいので毎日勉強してほしいとのこと。Workbookが重要で、そこから宿題が出されます。毎回の授業でHand-outという資料ががたくさん出されるので、それをバインダーで保管しています。
成績は、10%は授業の出席で評価されます。できるだけ手を挙げ授業に参加することが期待されています。ノートもしっかりとるようにとも言われています。10%は宿題のできで評価されます。ほぼ毎回宿題が出されます。宿題が全部終わっていないとそれだけで半分に減点されます。1週間以上、その宿題を出さなかったら評価はゼロになります。先生からは宿題がない時はノートを見てしっかり復習するように言われています。評価の20%は、毎回の授業で行われる「worksheets」や、提出すべき「lab reports」の内容で評価されます。20%は、毎週1回行われるクイズで評価されます。そして最後の40%は試験で評価されます。

④Geometry
日本人にとってはそれほどきつくない授業のようです。授業では、毎日授業に関する「Notes」が配布されます。それをしっかり見て勉強してほしいと言われています。やはりバインダーが必要ですね。
宿題は、ウェッブのGoogle Classroomでポストされます。成績は、宿題やクイズの結果で評価されます。
分からないことがあれば、先生が空いている時間帯に先生のオフィスに行って相談するようにと言われてます。朝7時から学校に来ているので、朝相談に行ってもよいようです。親も自由に先生にメールしてよいとのこと。

⑤Global History
クラスの規模は17名。グループ・ワークが多いとのこと。宿題は毎日出されます。クラスが始まる前に宿題が回収されます。ポップ・クイズなどもありますが、自分のノートを見ながら回答しても良いとのこと。
試験は、宿題や教科書、ノートから出されるようです。したがって、この授業でもすべての関係書類をバインダーに保管するように言われています。1年間の授業が終わる6月に最終試験があり、その結果は全体評価の5分の1とのことです。
2週間以上かけてする宿題(自分でリサーチしてプレゼンをするプロジェクトなど)が多いです。
学期ごとの成績は、宿題、クイズ、テスト、プロジェクト、ノート、出席率等から評価されます。
最終成績は、学期ごとの成績の平均と最終試験の結果から評価されます。

⑥Spanish
成績の80%は、テスト、クイズ、会話、プロジェクトの結果から評価されます。
10%は宿題から評価されます。宿題はほぼ毎日出されます。宿題を1度忘れると5ポイント引かれます。宿題の後出しは認めないそうです。
授業ではスペイン語のみを話すことが期待されており、英語を話さないでスペイン語のみを話すと、毎回10ポイント加算されます。

⑦English
成績は、エッセイ、グループ・ワーク、テスト、クイズ、プレゼンなどで評価されます。成績の10%は出席率で評価されます。時々ノートを回収してノートの内容も評価の対象にするとのこと。


(②PE(体育)、③Composition I、⑥Band、⑨Writing Distinctionはとばしました。)


3 comments:

  1. いつも楽しく拝見させていただいております。現在マンハッタンに住んでおります、子供の成長とともに郊外への引越しを検討しております。
    ライ市の学区が良いと貴殿のブログにて拝見させていただきました。ありがとうございます。

    ライ市に住んでおれば、現地公立校に通うことは可能でしょうか。(キンダー、エレメンタリー、ミドル、ハイ)

    マンハッタンのように、学区に関係なく試験の点数による選抜はありますでしょうか。

    公立校であれば、基本的に無料で通えますでしょうか、補習など何か別で費用が発生することはございますでしょうか。

    ライ市公立校に通うにあたりまして、何か必要な条件はございますでしょうか。

    無知で沢山の質問になり申し訳ございません。何卒よろしくお願いします。

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  2. shan pusha様
    マンハッタンと異なり、ウェストチェスター郡は、ライでもスカースデールでも、学校区内に住んでいれば公立学校に必ず通えます。米国は高校も義務教育ですので公立学校である限り、入試はありません。質の高い公立学校がある学校区内の住宅事情は、当然、価格が高く、家賃も高額となります。
    お隣のハリソンもよい地域ですが、かなり日本人が多く、それをどう捉えるかは個人の問題です。
    いかなる学校区であっても、小学校⇒ミドル⇒ハイに進むにつれて、日本人の生徒の数は減って行きます。特に日本の高校一年生になるG10からは極端に日本人の生徒がいなくなります。
    公立学校においては費用は発生しませんが、SATやAP対策で、特別な授業をしてくれる場合、費用が発生します。
    もっとも、質の高い学校区に住んでいる親の年収は高いので、子供に特別に家庭教師をつけている親は多いです。近所にも家庭教師がいますが、格安で1時間110ドルです。
    もちろん、学校にもメンターシステムがあるので、ミドルであればハイスクールの生徒から無料で勉強を見てもらうこともできます。

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    1. わかりやすいご丁寧な説明ありがとうございます。大変よく理解できましたです。

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