Sunday, October 23, 2016

米国での生活の立ち上げは大変

私は、アメリカの様々な都市に住んだことがあります。
1年以上住んだことのある都市は、カリフォルニア州パロアルト市、ロサンゼルス市(2度)、インディアナ州ブルーミントン市、ヴァージニア州ロズリン市、ワシントンDC、ニューヨーク州ニューヨーク市、そして現在住んでいるライ市です。合計8都市ということになります。
引っ越しは更に多いです。パロアルト市で2度、ロサンゼルス市では3度、ブルーミントン市では2度、ニューヨーク市では2度行っています。したがって、すべて合計すると11回引っ越しをしたことになります。
そのたびに生活を立ち上げることは容易ではありません。日本だってこれだけ引っ越しをすると大変だと思います。幸い、アメリカでは住民登録はありません。水道、電気、ガス代、TV・インターネット等の請求書に名前と住所が書いてあり、それらの請求書が、運転免許証に加え、IDを証明する一つになります。
生活に最低限必要なものは、ベッド、ダイニング・テーブル・セット、ソファー、コーヒー・テーブル、TVでしょうか。ベッドは4人家族ですが、お客さん用も用意しておきたかったので4つ購入しました。
アメリカでは、引っ越しの時には、新しく入る家やアパートにはカーテンやブランドがついていないことが多いです。また、ベッドルームには照明はありません。カーテンがなくても、アパートなら1、2週間は苦にならないでしょうが、今のように一軒家に住んでいると、外から丸見えで、夏は暑いし、冬は凍えてしまいます。今の家ですと、リビング・ルーム、ダイニング・ルームに大きな窓が5つありますので、それらのサイズを測って正しいカーテンを付けることは一苦労です。
カーテンと言えば、シャワーカーテンも新しく入る家やアパートにはついていません。ある意味、これがないままシャワーを浴びるとバスルームはびちょびちょになるので、引っ越し後に最も最初に必要なものかもしれませんね。独身でアパートに住んでいるのであれば、shower linerだけでよいかもしれませんが、家族で一軒家となると、shower curtain とshower linerがどうしても必要になります。カーテンの色や模様は家の雰囲気を決めてしまうのでとても大事です。家族とよく話し合って決めるのが一番ですね。
ベッド、ダイニング・テーブル・セット、ソファー・セットは結構高価な買い物で買い替えることは事実上できないので、慎重に選ぶことが大事です。私たちは、IKEAでの購入は避けるようになりました。デパートや専門店で購入して、デリバリーしてもらい、専門の人に組み立ててもらうほうが安全だからです。
近所に自転車がなかったので、つい安価な自転車をオンラインで4台購入しましたが、自分の組み立てに自信がなかったので、自分で組み立てた後、隣町にある自転車屋さんに車で運び、一台80ドルも払ってきちんと整備してもらいました。そこらへんの経費は安全代として割り切ってます。
自動車は、家の契約の次に大きな買い物です。我が家の方針は、1台目は家族用の大きなバンで、比較的新しい車、2代目は自分用でかなり安めの車と決めています。今回は、家族用は2013年のToyota のバン(2万8000マイル)を2万ドルちょっとで購入、自分用には2002年のVolkswagen のセダン(12万マイル)を4000ドルで購入しました。
つくづく生活の立ち上げにはお金がかかると思いました。
               自宅の庭に毎日来るお客さん
           

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