今日は3月31日。約2週間に及ぶアメリカの大学の合格発表は、いよいよ最終局面となりました。
次女は、UCバークレー合格の通知を受けた翌夕、なんと、デューク大学合格の通知を受けました!
実は、次女は、デューク大学に合格することは夢にも考えていませんでした。
デューク大学は、入学の競争率が極めて高く、2023年のレギュラーディシジョンの枠では、4万4589人がアプリケーションを提出、合格者は2148人。合格率は4.8%と超狭き門でした。次女は、この4.8%の中に入れたということです。受験倍率にして、20.8倍となります。
なお、アーリーディシジョンでは、4880人がアプリケーションを提出して800人が合格しています。その合格率は16.5%。やはり、アーリーディシジョンの方が合格率が高いですね。
レギュラーデシジョンとアーリーディシジョンを合計すると、計4万9469人がデューク大学に応募、合格者総数は2948人となり、合格率は5.9%ということになります。この合格率は、デューク大学の歴史で2番目に低いとのことです。受験倍率にして16.8倍。
次女は、全く合格するとは思っていなかったので、合格の知らせを受けた瞬間、驚きすぎて、大きな口を開け、「信じられない!」という表情が10秒間は続きました。人間は、本当に驚いた場合、飛び跳ねることはなくこのような反応になるんだと知って、私はこのことにびっくりしました。
デューク大学の起源は1838年に遡るようで、メソジストとクエーカーの両コミュニティによって、ノースカロライナ州トリニティ市にブラウン・スクールとして設立されたのが起源です。後にタバコ事業者実業家ジェームス・B・デュークの父、ワシントン・デュークの財政支援を受け、1892年にダーラム市に移転。1924年、同氏によってデューク基金を設置し、巨額の寄付を行ったため、この時のワシントン・デューク氏の功績を讃え、大学名をデューク大学に変更しました。
今年の合格者は2948人ですが、合格者全員が必ずしもデューク大学に入学するわけではありません。現在の学部生の総数は6542人。一学年1635人しかいないということになります。教授と学生の人数の割合は1対8とのこと。
デューク大学は、全米の大学ランキングで常に10位以内内を堅持しています。
各種機関の全米大学ランキングを調べると、Nicheでは全米8位(①MIT, ②Stanford, ③Harvard, ④Yale, ⑤Princeton, ⑥Rice, ⑦Cal Tech, ⑧Duke, ⑨Brown, ⑩Dartmouth)、Forbesでは全米9位(①MIT, ②Stanford, ②UC Berkeley, ④Princeton, ⑤Columbia, ⑥UCLA, ⑦Williams, ⑧Yale, ⑨Duke, ⑩University of Pennsylvania)、US & World Newsでは全米10位(①Princeton, ②MIT, ③Harvard, ④Stanford, ⑤Yale, ⑥University of Chicago, ⑦Johns Hopkins University, ⑧University of Pennsylvania, ⑨Cal Tech, ⑩Duke, ⑩Northwestern)と全米トップ10(テン)スクールとして不動の地位を有しています。デューク大学は、アイビーリーグ8校との比較では、ハーバード大学、イェール大学、プリンストン大学の次に位置している感じで、残りの5校(ペンシルベニア大学、コロンビア大学、ブラウン大学、ダートマス大学、コーネル大学)よりもランキング上になっている場合が多いです。
更に嬉しいことに、次女はデューク大学より初年度は7万2千656ドルもの返済不要の奨学金をもらえることになりました。
デューク大学合格の嬉しいニュースに、親子で喜び、その日の夜は、トランプ前大統領が所有する「マララーゴ」のレストランでお祝いをしました。
5月1日までに合格した11校(デューク、エモリー、タフツ、南カリフォルニア大学、スクリプス、ロチェスター、ブランダイズ、UCバークレー、UCサンディエゴ、UCアーバイン、UCデービス)の中から入学する大学を決めますが、UCバークレーは州外の学生に奨学金がほとんど出さないため、親としては、大学のレベルと奨学金の多さを考慮すれば、入学する大学はもう決まったようなものだと思っています。
もちろん、次女本人がよく考えて決めることですので、次女とよく話をして決めてもらおうと思います。
デューク大学の合格通知