Monday, September 27, 2021

次女、ボーディングスクールから帰宅

次女は、ボーディングスクールのG10(日本でいう高校1年)を終え、その後、ボーディングスクールのサマースクールも通い、7月下旬にメリーランド州の自宅に帰ってきました。

サマースクールの期間は、友達の親が持っているアパートに友達と一緒に住んでいたようで、久しぶりのキャンパス外の生活は、楽しかったようです。友達のお母様が毎日車で送り迎えをしてくれたので、本当にありがたかったです。

次女は自宅に帰ってきても、オンラインの別のサマースクールの授業を受けていました。アメリカの大学の受験があるので、そのための準備です。

G9までは4年間ニューヨーク州ウェストチェスター郡に住んでいたので、次女はメリーランド州の自宅には友達はいません。しかし、毎日ジョギングをしたりしてそれなりに自分の時間を楽しんでいるようでした。家が広く、十分な空間があることは、成長期の子供達にとり、精神的にゆとりを持てるので、そのような家に住めてよかったなと思っています。

長女と次女が家にいると、食事が大変です。自分1人で住んでいた時は、鍋でスープなどを作っても、仕事上の会食が多いため、2週間くらい持ちますが、家の中に育ち盛りの10代の娘2人がいると、3日で鍋の中身は無くなります。長女はペスカタリアン、次女はベジタリアンなので、食事もよく考えて作る必要があります。

私はお米やパンなどは食べませんが、娘2人はお米が大好きです。炭水化物の取り過ぎは体によくないのですが、私が10代の頃を考えると、同じように白いご飯が大好物だったので、あまりうるさいことは言わないようにしています。

何度か家族3人で外食をしました。10代の娘2人が父親と外食してくれること自体、とてもありがたいことなので、彼女たちには本当に感謝しています。

長女、アメリカの大学1年終了直後の夏休み:インターン

長女は、大学1年目が終了し、ボストンから5月下旬にはメリーランド州の自宅に帰ってきました。1月以来の再会ですが、たくましくなったような気がします。

アメリカの大学生の夏休みは5月下旬から9月上旬まで3ヶ月ちょっとあり、とにかく長いです。この間に何をするかというと、いわゆる「インターンシップ」です。アメリカ人として生きていくために大学卒業後に就職するためには、夏休みに将来のキャリアに関連のある仕事に関連する企業などでインターンをして就業経験を積み、人脈を広げていくことが重要です。

長女は、6月中旬から9月上旬まで、ジョーンズ・ホプキンス大学のSAIS(高等国際問題研究大学院)にある、ライシャワー・センターでインターンとして働くことになりました。仕事の内容は、いわゆる「調査員/リサーチャー」です。例えば、今年3月に発生したスエズ運河座礁事故が世界のサプライチェーンに与える影響や、ロシアが進める北極圏開発に日本が参加する意義などについて、ライシャワー・センターが論文を発表するための調査を行い、毎週一回、会議で報告していたようです。

今回のインターンシップで、長女は国際関係についてさらに興味が深まったようで、よかったと思います。本人は、将来、国際関係に関する仕事につくか、アメリカの政治に関係する仕事、たとえば、連邦議員の下で働きたいようです。

インターンシップによりますが、長女はお給料をもらいました。毎週小切手が送付されたようで、想定外の額に長女は大喜び。自分が通っている大学の授業料が高いことを知っている長女は、お給料を大学の授業料に回す予定です。長女も立派になったな、と感心するとともに感謝しています。